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エディオンとビックカメラが資本提携 − 共同仕入やポイント相互利用など計画

公開日 2007/02/08 18:29
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(株)エディオンと(株)ビックカメラは、資本業務提携契約を締結した。また、今後2年間を目途に、事業統合について協議を行っていく。

あす2月9日に、両社がお互いの株式を3%ずつ取得する。今回の提携により両社は、役員の相互派遣や共同仕入れによるコストダウン、ポイントやアフターサービスなど顧客サービスの共同化、物流ネットワークの共通利用による効率化などを行っていく。

エディオンは、2002年に設立された持株会社。エイデンやデオデオ、ミドリ電化などを傘下に持ち、最近では100満ボルトに資本参加するなど、買収によるスケールアップを積極的に行っている。株式を取得しても店舗名などはそのまま残すケースが多く、ゆるやかな提携を模索しているのが特徴。業態は郊外型店舗が中心で、2006年3月期の売上高は7,146億円。初出時、上新電機もエディオン傘下と紹介しましたが、これは誤りでした。お詫びして訂正します。

ビックカメラは池袋に本店を持つ都市型量販店で、2006年8月期の売上高は4,804億円。

両社の売上高を単純に合算すると1兆1,950億円となり、業界首位のヤマダ電機の1兆2,642億円(2006年3月期)にほぼ肩を並べる。これまで郊外を中心に店舗を拡大してきたヤマダは、最近になって大阪・難波に都市型店舗「LABI1」を出店するなど、都市型業態に手を伸ばし始めている。2007年には池袋に出店する計画で、迎え撃つビックカメラの動きが注目されていた。

(Phile-web編集部)

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