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三洋、HDMI端子を採用したハイビジョン対応の新“Xacti”を発売

2007/02/07
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DMX-HD2
三洋電機(株)は、MPEG4方式の採用によりハイビジョン対応ムービーの撮影を可能にした、デジタルムービーカメラ“Xacti”の新製品「DMX-HD2」を3月中旬に発売する。価格はオープンだが、90,000円前後での販売が予想される。


レンズとグリップに角度を設けたエルゴノミクス・スタイルを踏襲

前機種HD1A(左)からデザイン面での大きな変更はない
同社はMPEG4方式のハイビジョン対応Xactiシリーズとして、06年2月に「DMX-HD1」を、同年9月に「DMX-HD1A」を発売している。ハイビジョン対応モデルの第3弾となる本機でも、最大1,280×720ピクセル(30fpz/9Mbps)の動画撮影を可能にしている。記録媒体はSDメモリーカードを採用。8GB SDHCメモリーカードにも対応する。本体の外観、サイズについてはHD1Aから大きな変更はない。


本体側部に液晶ファインダーを搭載。上部からはフラッシュがポップアップする

側面パネル内には「High Sensitivity」ボタンを搭載。動画・写真の高感度撮影が可能になる

液晶ファインダーのサイズは2.2型
ハイビジョン撮影の画質向上を実現するため、前シリーズで採用された高速画像処理LSI「プラチナエンジン」の性能をさらに高めた「プラチナエンジンII」を初搭載。CCDも新たに開発したことにより、暗所での高画質撮影に対応したことが、本機の大きな特長の一つだ。ムービー撮影時には、従来比で最大約2倍の明るさを実現した。最低被写体照度は前機種HD1Aの約14ルクスから、約7ルクスへと機能向上を果たしている。本機では静止画撮影も可能だが、こちらでもISO1600までの高感度撮影を可能にした。本体に搭載した「High Sensitivity」ボタンを押すことで、動画・静止画の両方で高感度撮影が楽しめる。静止画撮影時には700万画素の写真が撮影できるほか、ハイビジョンムービーの撮影中にも、700万画素での写真同時撮影を可能にしている。


ドッキングステーション装着時

ドッキングステーションの背面にはHDMI端子が搭載された
本体をセットするドッキングステーションも付属。HDMI端子が新しく搭載されたことにより、HDMI搭載テレビと接続し、本機で撮影したハイビジョンムービーを再生して楽しめる。また従来通りD映像出力(D4/D2/D1対応)による出力も可能だ。

本機で撮影したムービーは、本体のみで簡単な編集が行える。例えば不要なシーンのカットについては、ムービーの途中にある不要な部分をカットして、前後をつなげるといった作業も簡単に行うことができる。また、撮影時にはWEB-SHQ/WEB-HQといった、Webでの使用に最適化した専用の撮影モードも搭載されている。その他、付属する編集アプリケーション「Ulead DVD MovieWriter 5.0SE」はWindows Vista対応となっている。

【問い合わせ先】
三洋電機(株)パーソナルエレクトロニクスグループ DIカンパニー
お客様相談係
TEL/072-870-4184

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSANYO
  • 型番DMX-HD2
  • 発売日2007年3月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●カメラ部有効画素数:約700万画素 ●撮像素子:1/2.5型 約738万画素原色CCD ●記録媒体:SD/SDHCメモリーカード ●記録フォーマット:静止画/JPEG、ムービー/MPEG4 ●レンズ:光学10倍ズーム ●モニター:2.2型アモルファスシリコンTFTカラー液晶 ●消費電力:4.0W ●外形寸法:80W×119H×36Dmm(突起部除く) ●質量:約235g(電池、SDメモリーカード込み)