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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − 日本ビクター編

公開日 2007/01/12 18:58
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2層DVDを中心に提案。次世代ディスクにも積極参入し、全方位でお応えしていく


日本ビクター(株)メディア事業グループ
記録メディア事業センター 国内営業部長 津田雅之氏


−規格の複雑化やさらなる高画質化など、メディア市場を取り巻く環境も大きく変化を遂げる中で、迎えた2007年、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観にどのような変化があると考えるか。

07年は今までのデジタル放送化の波がよりお客様に身近なものとなる。お客様が高画質な映像・音楽を楽しまれる機会がますます増えることで、より美しく保存したいというニーズは着実に伸びていくことが予想される。しかしながらHDDレコーダー・カムやメモリーオーディオ等の従来型の記録メディアを必要としない機器がお客様の高い支持を得ていることから、今までのように何でもメディアに記録するという行動から、『本当に大事な映像・音楽を美しくいつまでも保存する』ためにメディアを使われるようになる。

従って、07年は従来型の記録メディアにとって量から質への大きな転換期になると予想される。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

DVD市場においては2層DVDを中心に提案を行っていく。より高画質で記録したいというお客様のニーズにお応えできる商品であり、長時間記録も可能。従来のDVDとは異なる商品特徴をお客様にしっかりとお伝えすることで需要を喚起していきたい。

また、お客様がデジタル放送を記録する機会が増えることに対応し、対応するメディアを分かりやすくお客様にお知らせする活動を積極的に展開していく。

さらに、大きな伸長が予想される次世代ディスク市場にも積極的に参入し、デジタル放送記録に対するお客様のご要望に全方位的にお応えしていく。

お客様の信頼性要求が非常に高いカムメディアにおいても当社の技術力をフルに活かし、DVC、8cmDVDでデジタル化への対応を一層進めていく。

(Senka21編集部)

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