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<CEATEC2006:パナソニック>3CCDのSDハイビジョンカメラを展示

公開日 2006/10/03 16:36
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年内に発売する3CCD SDハイビジョンカメラ

本体は円筒形。親指で各種操作が可能
パナソニックブースでは、先日開発を発表(関連ニュース)したAVCHD対応のSDビデオカメラを見ることができる。

映像圧縮方式にはMPEG-4 AVC/H.264を採用し、より低いビットレートでハイビジョン映像を記録できる「AVCHD」規格対応のビデオカメラ。記録メディアにはSDメモリーカードを利用する。


上が業務用の3CCDシステム、下が今回開発した小型3CCDシステム
本年中に発売する予定で、価格や型番等は未定。詳細な仕様は明らかにされていないが、新たに開発した「ハイビジョン用3CCDカメラシステム」を搭載。3板式にすることで、単板式に比べて色の再現性を高めている。CCDは1/4インチで、解像度は1,440×1,080。

新開発のハイビジョン映像処理LSIを搭載。ハイビジョン映像のビットレートは6Mbpsと9Mbpsを用意し、4GBのSDHCメモリーカードを使った場合、6Mbpsで約85分、9Mbpsで約55分の記録が行える。なお、SD映像の記録・再生も可能なようだ。

音声面では、本体上部に5つのマイクを装備し、ドルビーデジタル5.1chの記録が行える模様。

なお、先日発表した同社のBDレコーダーとの連携も一部行える。AVCHDを記録したSDカードをDIGAのスロットに挿入し、BD-REディスクへのダビングが可能。BD-RディスクやHDD、DVDなどへの取り込み、ダビングはできない。

レンズには「ライカディコマー」の文字も見える。光学ズームは12倍。

(Phile-web編集部)

ceatec2006report

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