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ソニー、初めてHDDを採用した“ハンディカム”を発売 − 30GB HDDを内蔵

2006/01/23
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“Handycam”DCR-SR100
ソニーマーケティング(株)は、“ハンディカム”として初めて記録媒体にハードディスクを採用したデジタルビデオカメラ「DCR-SR100」を3月3日より発売する。価格はオープンだが135,000円前後での販売が予想される。


CES2006で展示された同機
本機は、今月1月5日より米ラスベガスで開催された家電見本市CESで初公開された30GB HDD内蔵のデジタルビデオカメラ。記録フォーマットにはMPEG2を採用し、高画質のHQモード(9Mbps)で約7時間20分の録画が可能だ。

総画素数331万画素のCCDを搭載した本機は、レンズからの光を3原色のまま通す原色フィルターを採用し高精細な映像撮影を実現。大型で高画素のCCDの採用により、日陰や夕方など光量の少ない場所でもノイズの少ない映像を記録することができるという。

また本機は、独自のデジタル信号処理技術「メガピクセルエンジン」を搭載。膨大な画像情報を高速処理し、高精細でノイズの少ない映像を実現したほか、人間の目の特性に近い色再現を実現している。ノイズリダクションシステムの性能も向上しているという。

レンズには、レンズ内の不要な光の反射を抑制する「T*(ティースター)コーティング」を施したカール ツァイスレンズを採用している。

液晶モニターには、2.7型ワイドのタッチパネル式を採用。撮影記録の内容をすばやく確認し、再生できるビジュアルインデックス機能も搭載した。

また、ボタンひとつで簡単にダビングができる「ワンタッチDVD機能」を搭載。付属ソフトウェアをインストールしたパソコンにUSBで接続し、ボタンを押すだけで、撮影した映像をDVDに簡単にダビングすることが可能だ。

HDDのデータを守る機構としては「HDD スマートプロテクション」を搭載。HDDを上下から挟み込む特殊形状の「耐衝撃ダンパー」、本体の落下を感知しHDDの電源をオフにする「3Gセンサー」、ヘッド自動退避時も本体内蔵のバッファーメモリーに記録を続ける「落下ストリームバッファー」の3つの機能により、HDDを衝撃などからガードする。

音声記録の特長としては「ドルビーデジタル5.1クリエーター」の搭載が挙げられる。これにより、本体の内蔵マイクだけでドルビーデジタル5.1chのサラウンド音声記録が可能となっている。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番“Handycam”DCR-SR100
  • 発売日2006年3月3日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格135,000円前後)
【SPEC】●総画素数:331万画素 ●ハードディスク:30GB、1.8インチ ●レンズ:カール ツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ ●ズーム:動画時 光学10倍、デジタル120倍、静止画時 光学10倍 ●液晶モニター:2.7型(16対9)/12.3万ドット ●記録フォーマット:動画 MPEG2、静止画 JPEG ●外形寸法:82W×69H×149Dmm ●質量:約535g(本体のみ)