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オンキヨー、インテル「Viiv」搭載のエンターテイメントPCを今春発売

公開日 2006/01/10 17:53
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「Integrated Media Center (仮称) 」
オンキヨー(株)は、インテルViivテクノロジーを搭載したエンターテイメントPCを開発し、今春より米国および国内で発売する。

インテルViivテクノロジーは、インテルが提案する、家庭内デジタルエンターテイメント対応PCプラットフォームのブランド。具体的には、デュアルコアプロセッサー「Pentium D」、モバイルExpressチップセット、無線LAN機能の3つを組み合わせたパッケージを指す(関連記事)。

新製品の名称は「Integrated Media Center (仮称) 」。オンキヨーとインテルの間での技術開発協力、および インテル キャピタルを割当先とする転換社債型新株予約権付社債の発行による資本協力のもと、 オンキヨーのAV技術とインテルのPC技術を融合させたという。

製品の特徴についてオンキヨーでは、AV機能とPC機能を、「AV機器の持つ高品位なサウ ンド・映像、操作性、デザイン、愛着感をベースに融合させた」と説明。同社独自のノイズ除去技術「VLSC」など高音質化のノウハウも投入されている。

ドライブはスーパーマルチドライブで、DVDオーディオの再生も行える。WMV-HD、MPEG-1/2/4、MP3、WMA、JPEG、AAC、H.264など、映像/音楽配信の多彩なフォーマットの再生にも対応する。

テレビチューナーは2基搭載。HDDは400GB。OSは「Windows XP Media Center Edition 2005」で、専用リモコンで各種の操作が可能。

映像出力端子は、DVI、RGB、S-VIDEO/COMPOSITE、D4を装備。音声出力には光デジタルを備え、2ch出力時にはVLSCが働く。7.1chの出力も可能。そのほか、Sビデオ/ビデオ映像入力端子やDV入力なども装備する。注目したいのはホームオートメーションで標準的に使われるRS-232C端子を搭載したことで、ほかのオーディオビジュアル機器との連動操作も行えそうだ。

また、同社独自のホームネットワーク規格「Net-Tune」にも対応しており、外部機器とのコンテンツ共有も行える。

外観はフロント部にアルミ材の押し出しが採用されるなど、オーディオ機器ライクな仕上げとなっている。

(Phile-web編集部)

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