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<CES 2006 レポート>HD DVD陣営が一足先にプレスカンファレンスを開催

2006/01/05
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Blu-ray、HD DVDともに映画タイトルの発売が開始される本年、今回のCESでも両陣営の発表に注目が集まる。

一日早くプレスカンファレンスを開催したのはHD DVDだ。先にお伝えしたとおり、東芝は再生専用機を3月に発売する。このタイミングにあわせて各配給会社からHD DVDの映画タイトルが発売されることとなる。

東芝 藤田氏と各配給会社の面々が集合

プレスカンファレンスのホスト役を務めたのは女優のNancy O Dell

デモンストレーションにはHD-XA1が使用された

出席した東芝デジタルメディアネットワークカンパニー プレジデントの藤田氏は「今日のプレーヤーの発表は始まりに過ぎない」と語り、市場投入タイトルの概要を明らかにした。

まず最初にリリースが決まっているのが、Paramount、Universal、Warnerなどの約50タイトル。作品は、『Batman Begins』、『The Bourne Supremacy』、『The Matrix』、『Tomb Raider』、『Harry Potter4』など。さらに、2006年内には150〜200タイトル近い作品が登場する予定だという。

HD DVD陣営の配給会社

各種PC関連メーカーもHD DVDを強力に後押し

大手小売店も積極的に販売を展開する

ソフト販売に関しても多くの企業が賛同を示している。会場にはamazon.comの関係者も出席し、ソフトだけでなくハードの販売にも力を入れていくことを明らかにした。

また今回、会場ではHD DVDソフトが収録する各種機能も紹介された。現行DVDにもよく収録されている出演者のバイオグラフィーは動画再生中でも閲覧が可能となっている。また字幕機能では、字幕の横にそのセリフを話しているキャラクターの顔を表示。さらにコメンタリー機能では、コメントを話す人物が動画で現れるという懲りようだ。インターネットを使った機能では、最新映画のトレーラーなどをダウンロードできることが明らかにされた。

バイオグラフィー機能

顔つきの字幕表示機能

コメンタリー機能

あす(現地時間5日)は対するBD陣営のプレスカンファレンスが行われる予定。そちらのレポートでは、各社が発表したBD再生機の情報も含めお伝えする。

デモにはHD DVDドライブ搭載PCも登場

(Phile-web編集部 伊藤)

[ces2006]

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