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2006年年頭アンケート<メディア編>「ソニーマーケティング」

2006/01/05
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ソニーマーケティング(株)メディア・バッテリー&AVペリフェラルマーケティング部 伊賀野 晃氏
省スペース、保存のしやすさ、検索のしやすさを軸に展開

Q1:メディアを取り巻く環境は、激しく変化しています。2006年の記録メディアのビジネスをどのように展望されますか。

記録メディアビジネスを取り巻く環境は大きく変化しつつあるが、2006年もこのトレンドは継続する。このような環境下、映像メディアについては、DVDレコーダー需要の拡大、地上デジタル放送エリアの拡大、PCでの動画コンテンツの拡大、そしてハイビジョン化などにより、DVDメディアのさらなる需要拡大と、ブルーレイディスクなどハイビジョン対応メディアの本格的成長が見込まれる。また既存メディアVHSテープについても漸減トレンドではあるものの、大きなビジネスアイテムとして位置付けられる。

一方、ポータブルオーディオではMDメディア減少のトレンドは避けられないが、デジタルオーディオがますます拡大する。ポータブル映像機器であるカムコーダー用メディア、あるいはデジタルカメラのストレージメディアとしてCD-R、DVDメディアの需要も大きく期待できる。これら映像記録メディアを中心とした着実な需要拡大を背景に、トータル記録メディアビジネスでは堅調な展開が期待できる。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

2006年においてソニーマーケティングが最大注力する記録メディアとしては、伸長率No.1のDVDメディアといえる。特にビデオ用DVDメディアについては、レコーダーの出荷数がさらに大きく伸びることを背景に、数量ベースでは前年比150%以上の拡大が予想される。

当社としては、DVDメディア消費ユーザーが大量枚数のディスクを保有し、家庭内でライブラリー化されることから、省スペース/保存のしやすさ/検索のしやすさを軸に商品企画または商品提案を継続して展開する。

また一方、テレビ、DVDレコーダーなどのAV機器がハイビジョンへシフトする中、ハイビジョンカムコーダー用DVCテープをはじめ、ブルーレイディスクなどの新しい記録メディアの商品展開にも注力する。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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