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2006年年頭アンケート「カシオ計算機」

公開日 2005/12/29 17:48
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カシオ計算機(株)国内営業統轄部 QV推進部 部長 小俣 肇氏
新ライフスタイルを創造できる
新規ジャンルを提案していく


Q1 業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、 どのように変化していくとお考えですか。

デジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、携帯電話などのデジタル機器は、すでに生活に無くてはならない物になりつつあり、それらがネットワークでつながることで毎日、新しいライフスタイルが生まれていると感じている。  ユーザーの購買意識も、従来の「何ができるか」ということよりも、「どのような満足感を得られるか」といったことへと関心が移ってきていると見受けられる。また、多くのベテランの方が会社から引退するという環境面での変化も間近に迫っている。

そのような状況を考えたときに、「誰にでも簡単に使える操作性」や「持つことにより得られる満足感の向上」などが購買を決める大きな要素になっていくと想定される。  私どもメーカーとしても、「機能的な優位性」や「多機能さ」を追求するだけでなく、ユーザーの方の視点に立った提案が重要になると考えている。

Q2 2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

国内のデジタルカメラ市場は、性別・年齢を越えて広く使っていただけるような商品へと成長を遂げ、今後は、成熟・多様化への時期へと移行していくと考えている。  カシオとしても4年目を迎えるEXILIM(エクシリム)シリーズにおいて、「スタイリッシュ」「薄型」「クイックレスポンス」という基本性能をベースに、長電池寿命で、2つのぶれに強いEX-Z500やカードサイズながらMPEG-4の綺麗な動画が撮影できるEX-S600といった、「特徴のある機能・性能」を持った商品を提案している。

今後も使う方の立場に立った商品・機能の提案や、デジタルカメラの概念にとらわれない、新しいライフスタイルを創造するような新規ジャンルの提案を展開していきたいと思う。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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