2005年10月04日

[CEATEC2005:HD DVD] プレーヤー&ディスクに新たな動き

HD DVDプロモーショングループのブースでは、HD DVD-ROMプレーヤーをはじめとする新しいアプリケーションが多数提案されている。

東芝のHD DVD-ROMプレーヤー試作機
三洋のHD DVD-ROMプレーヤー試作機
トムソンのHD DVD-ROMプレーヤー試作機
HD DVD-ROMプレーヤーについては、三洋、東芝、トムソンらが最新のプロトタイプを展示。三洋はAV機器用途を想定したHD DVD/DVD/CDへの読み書きをワンチップで実現するLSI試作機を展示している。こちらは来年の3月に商品化を予定しているとのこと。

HD DVD-ROMドライブを搭載したノートPCの試作機
東芝サムスン ストレージ・テクノロジーの薄型HD DVD-ROMドライブ
ブースの正面には東芝サムスン ストレージ・テクノロジー(株)が開発した薄型のHD DVD-ROMドライブを搭載したノートPCの試作機を展示。これは東芝が展示した試作機だが、現時点での商品としての完成度は「ドライブの搭載によるが、8割から9割といったところ」(展示解説員)であるという。来年初頭までに「Qosmioシリーズ」の上位機種として、30万円台後半の価格で販売が計画されている。

リコーが開発したHD DVD-Re-Recordableディスクの試作品
HD DVDディスクのフォーマット一覧
HD DVDのディスクについても、メディアメーカー各社が豊富なラインナップを展示している。今回特に注目を浴びたのは、書き換え型の新しいディスクフォーマットとなる「HD DVD-Re-recordable」だ。名称についてはまだ仮称であり、規格についても提案中だという。記録容量は片面1層が15GB、2層が30GB、両面1層が30GB、2層が60GB。既に規格化を済ませている書き換え型フォーマットの「HD DVD-RW」との違いは、追記型のHD DVD-Rと同様のグルーブ記録方式を採用していること(「HD DVD-RW」はランド・グルーブ方式)。HD DVD-Rと構造が似通っているのが特徴だ。1層・2層メディアの規格化が同時に進んでおり、展示解説員によれば「RWはPC用途、Re-recordableはAV用途で提案していきたい」という。商品化する際の価格も「ほとんど差はないだろう」と説明する。

PCでHD DVDを楽しむためのアプリケーションも展示される
NECからは内蔵型のHD DVD対応ドライブ「HR-1100A」が登場
PC用のアプリケーションについても、HD DVD再生ソフトやオーサリングソフトがユーリードやサイバーリンクなど各メーカーから紹介されている。ドライブはNECが5インチベイに取り付け可能な内蔵型の「HR-1100A」を展示。こちらはHD DVD-ROM/DVD-ROM/CD-ROMの読み込みに加え、DVD±R/±RW、CD-R/-RWの読み書きに対応する。

7.1chサウンドシステムとHD DVD-ROMプレーヤーを組み合わせたサラウンドシステムのデモ
特設ブースではオンキヨー(株)による7.1chサウンドシステムとHD DVD-ROMプレーヤーを組み合わせたサラウンドシステムのデモも行われている。今後発売が予定されているHD DVD映画タイトルについても、ジャケット写真を使いながらその詳細を紹介している。

(Phile-web編集部)


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