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ムービーもSDへ進化する時代:パナソニックが新製品発表会を開催

公開日 2005/09/15 17:58
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松下電器産業(株)は本日、同社の新しいジャンル商品として記録媒体にSDメモリーカードを採用したデジタルムービーカメラ「SDR-S100」「SDR-S300」を発表した。同社パナソニックマーケティング本部は本日、都内の施設において新製品発表会を開催した。


松下電器産業(株)村山好秀氏
はじめに松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部パーソナルAVチームTL 村山好秀氏が登壇し、新製品のマーケティング戦略について語った。

村山氏は「DVC発売後10年を経過した節目を迎え、今回民生用初のSDカードムービーを発売し、パナソニックとして新しいムービーカテゴリーへのチャレンジを実現することができた」と意気込みを語った。駆動部にメカを持たないという特徴により、コンパクト化を実現し、環境変化・耐衝・粉塵への強さと瞬時起動の実現というオリジナリティを備えたという。村山氏は今後の商品展開について「コンパクトと高画質を両立させた製品がビデオカメラの使用シーンをさらに広げるだろう」と抱負を語った。またSDカードの大容量化に関する見通しとして「来年は4GBのSDカードをリリースする。以降もますますサイズを大きくしたいと考えている」と語った。

「デジタルムービーはSDメモリーカードへ進化する時代」というキーワードが繰り返された

SDメモリーカードのロードマップも示された

続いて同社より、パナソニックAVCネットワークス社ムービーカテゴリーオーナー 吉川成雄氏が登壇し、商品の特徴について説明した。


松下電器産業(株)吉川成雄氏

SDカードムービーの特長を他の方式との比較により示した
吉川氏は今回の製品で「パナソニックとライカ社との協力により高画質撮影のスペックと、手ぶれ補正など手軽に撮影が楽しめる使いやすさを併せて実現することができた」と自信をのぞかせる。撮影した映像は、DVDレコーダーのディーガでも採用されたMPEG2高画質技術を搭載することによってHDDやDVDに素早く、高画質のまま記録ができる。また同社のPDP、ビエラシリーズとの連携イメージも今後強く打ち出していきたいと吉川氏は語った。吉川氏は「ムービーは今SDへ進化する時代だ。将来性の面でもこれからリードできる商材と考えている。ビデオカメラによる映像文化の構築に貢献したい」と締め括った。


【問い合わせ先】
松下電器産業(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

(Phile-web編集部)

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