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ドルビー、『スター・ウォーズ』に Dolby Digital Cinemaシステムを導入

公開日 2005/06/29 17:15
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「Dolby Show Manager」の画面
米ドルビーラボラトリーズは、「Dolby Digital Cinema」システムが、2005年7月9日の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」公開に伴って、本格的に日本市場に投入されたと発表した。今回の上映に際して、国内5館の映画館が、このDolby Digital Cinemaシステムを導入するという。

デジタルシネマは、従来のようなフィルムを使わずにデジタルデータで上映する映画。Dolby Digital Cinemaシステムは、デジタルシネマを上映するためのトータルソリューションで、「Dolby Show Player」と「Dolby Show Store」の2つのハードウエアと、「Dolby Show Manager」ソフトウェアによって構成される。


上映作品管理もできる「Dolby Show Manager」
「Dolby Show Store」は、最長10時間までのプログラムをハードディスクアレイに保存可能。「Dolby Show Player」は、映画データの暗号解読処理と高品質な映像及び音声データのデコードを行った後、再暗号化したデータをデジタルシネマプロジェクターへ出力する。「Dolby Show Manager」は、幕の開閉から、予告編の上映、映画本編の上映までの一連の動きを全て管理するソフトウェアだ。


「Dolby Show Player」と「Dolby Show Store」
(Phile-web編集部)

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