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ソニー、流体動圧軸受を搭載したAV製品向けファンモーターを開発

公開日 2005/06/06 18:05
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冷却用FANモータ(AIRFLEX)「SFF21B」

流体動圧軸受(S・FDB)
ソニー(株)は、独自開発による流体動圧軸受(Sony Fluid Dynamic Bearing)を搭載し、AV製品の用途向けに開発をした120mmファンモーター「AIR FLEX」のサンプル発売を2005年6月下旬から開始する。

流体動圧軸受(Sony Fluid Dynamic Bearing)とは、モーターの回転軸の軸受部に油や空気などの流体を使用した軸受であり、本技術の搭載と、流体解析により乱流を低減した翼設計により、業界トップクラスの静音かつ音響寿命の長いFANモーターを実現している。本製品は同冷却性能において、当社従来品比で製品実装時約3dBの静音化を実現している。

なお本製品は既に同社のハイビジョン液晶テレビ“QUALIA005”で採用されているが、今後も幅広いAV製品の用途向けに提案していく考えだ。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター 
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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