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ヤマハ、400GBまでのHDDが装着できるCDレコーダーを発売

公開日 2005/04/20 19:52
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CDR-HD1500
ヤマハ(株)は、新たに高品位CD-R/RWドライブを採用し、最大400GBまでの外付けハードディスク(以下:HDD)を装着してデジタル録音、編集が楽しめるCDレコーダー「CDR-HD1500」を6月上旬より発売する。価格は税込で78,750円。

本機の大きな特徴の一つが、ユーザーの使用目的に合わせて20GBから最大400GBまでのHDDを搭載できる機能だ。オプションのHDDは、ヤマハから160GBの「YHD-1601S(税込26,250円)」が発売される他、Seagate社の「Barracuda 7200.7 Series」の2製品が動作確認済み推奨HDDとしてヤマハから紹介されている。HDDの仕様に関する詳細については、下記リンク先ヤマハのホームページから参照して欲しい。

本機におけるデジタルコピーはSCMS(シリアル・コピー・マネージメント・システム)に準拠している。音楽CDなど市販のデジタル音源からのデジタルコピーは第1世代に限り行え、「外部デジタルオーディオ機器から内蔵CD-R/RWへのデジタルコピー」「内蔵CD-R/RWまたは外部デジタルオーディオ機器から内蔵HDDへのデジタルコピー」「前記でデジタルコピーした内蔵HDDから内蔵CD-R/RWへのデジタルムーブ」がこれに含まれる。CD-R/RWへ一度デジタルムーブしたデータはHDD内から削除される仕様だ。HDDに録音されたデータを複数のCD-R/RWへ続けてコピーすることはできない。また市販デジタル音源からデジタルコピーしたCD-R/RWをHDDへコピーしたり、ほかのCD-R/RWへムーブすることもできない。ただし、いずれの場合もアナログコピーは可能だ。

その他に、本機が注目されるポイントとしては、ヤマハ独自の高音質テクノロジー「オーディオマスター」を採用することにより、CDの原盤なみの高音質CD-Rを作成可能なところが挙げられる。また、音楽信号の取り扱いは、MP3やMDのように圧縮/伸張することのない、非圧縮PCMプロセスを採用し、A/D・D/Aコンバーターにも24ビットの高音質仕様を採用するこだわりぶりだ。

CD-R/RWドライブは高品位な録音ができるほか、CD-Rは8倍、CD-RWは4倍、HDDへは10倍速の高速録音を可能にしている。

本体にはアナログ入力端子とデジタル入力端子を装備しており、CD以外にもカセットデッキやチューナーなどの外部機器からの録音も楽しめ、外部機器からHDDに最大約180分の長時間連続録音を行える。

編集機能も充実しており、HDDに録音した音楽データをCDタイトルごとに管理したり、曲の分割や曲間調整、CDごとに異なる音量差をHDD内でレベル調整することもできる。また、映像出力端子も搭載しており、HDDにストックした曲情報や操作の状況をモニターすることができる。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドYAMAHA
  • 型番CDR-HD1500
  • 発売日2005年6月上旬
  • 価格\78,750
【SPEC】●周波数特性:5Hz〜20kHz、±0.5dB(EIAJ) ●再生S/N比:105dB(EIAJ) ●再生ダイナミックレンジ:99dB(EIAJ) ●再生歪率+ノイズ:0.004%(EIAJ) ●録音S/N比:92dB(EIAJ) ●録音ダイナミックレンジ:92dB(EIAJ) ●録音歪率+ノイズ:0.006%(EIAJ) ●対応ディスク:CD、AUDIO CD-R、AUDIO CD-RW ●消費電力:32W ●外形寸法:435W×115.5H×414.5Dmm ●質量:8.2kg(HDDは含まず)