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<会田 肇のCES2005レポート>ソニーがカーAV関連で“初”を相次いで投入

2005/01/11
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●ソニーといえば、AVメーカーとして誰もが認める存在なのに、意外にもカーAVに関しては中心となる機種がラインナップされていなかった。そんな中、やっとDVD再生機能付きのAVセンター・XAV-A1を発売することになった。

ソニーのDVD-カーAVセンターの新規参入。デザインはかなりオーソドックス

タッチパネル機能付きQVGA・7型ワイドモニターを備えたことでスピーディなコントロールを可能にしているが、DVDメニューのダイレクトタッチには対応していない。ただ、視野角はかなり広めとなっており、これなら車内のどの位置からラクに視聴できるだろう。

注目はソニーとしては例外的に前面にAV入力端子を備えていること。従来はあらかじめ入力用端子を配線する必要があったが、その心配もなく撮影したビデオカメラ映像を再生したり、ヘッドホンステレオなどが楽しめるようになる。価格は1400ドルで4月より発売予定。

それと、もう一つが2.4GHz帯を使ったAVトランスミッター機能付きDVDレシーバー・MEX-R5の投入だ。これもソニーの最初となる1DINサイズのインダッシュAM/FM/DVDレシーバーであるが、ワイヤレス受信機能を備える6.5型ワイド液晶モニター・XVM-F65WLと組み合わせることで、互いを接続することなく、手軽にリアエンタテイメントが楽しめるようになる。

(2枚とも)DVDレシーバー・MER-X5からの映像情報をワイヤレスで受信が可能になるXVM-F65WLのセット

ヘッドホンまでもワイヤレスで使えるのがいい

このモニターには無線で受信できるIRヘッドホン1台とヘッドレストに確実な取り付けを可能にするブラケットを付属。レシーバーとモニターはそれぞれ450ドルで、セットで900ドルというリーズナブルな価格を実現しているのも魅力だ。発売は6月を予定している。

ところで、これらはすべて日本市場にも導入がほぼ決定済みだそうで、これでやっとソニーのシステムでカーAVが楽しめることになりそうだ。

(会田 肇)

[ces2005]

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