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RWPPI、台湾ではじめてとなるラウンドロビンテストセミナーを開催

公開日 2004/08/05 18:04
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セミナーでゲストスピーチを行ったTISA(Taiwan Information Storage Association)のDr.Huang氏

ラウンドロビンテストの概要を説明するチェアマン、パイオニア(株)内海喜洋氏
●RWプロダクツ プロモーション イニシアティブ(略称:RWPPI)は、7月29日に台湾で初のラウンドロビンテストセミナーを開催した。今回のセミナーは、記録型DVD市場において成長著しい台湾において、より多くの企業にRWPPIが精力的に行っているラウンドロビンテストの活動内容を紹介するため、TISA(Taiwan Information Storage Association)の副議長会社であるRitek社の協力により開催された。

今回のセミナーには、地元台湾の企業25社・50名が参加した。「参加者がディスクを含めたDVD-R/DVD-RW関連機器間での記録再生互換の検証活動に対する理解を深めるなど、大きな成果を獲得することができた」とRWPPI事務局はコメントしている。

当日のセミナーでは、参加した台湾のDVDメディア、記録再生機器メーカーに向けて、ラウンドロビンテストに関しての活動内容の紹介、昨年9月より今年5月まで行われたRDVDC(記録型DVD会議)の互換性ワーキンググループとの共同互換性試験のテスト経過・結果レポートが行われた。また、参加メーカーの活動に対する評価や今後の計画なども併せて紹介されたほか、RWPPIの活動内容についてもその詳細が報告された。

今回の台湾セミナーにおける成果について、TISAの副議長であるGorden Yeh氏(Ritek社CEO)は、「このようなディスクや記録再生機器間での互換性を検証するRWPPIのラウンドロビンテスト活動は、拡大するDVD市場にとって必要不可欠な活動である。特に今回、台湾でこのセミナーが実施されたことの意義は大きく、より多くの台湾企業が参加することにより、業界全体にこの活動が広がることを期待したい」とコメントを残している。

RWPPIは、今後の記録型DVD市場において重要な役割を担っていくであろう台湾企業に向けて強く参加を呼びかけながら、DVD-R/DVD-RW関連機器間での記録・再生互換性を高め、今後のDVD市場全体の発展のために積極的に貢献していく考えを明らかにした。

(Phile-web編集部)

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