HOME > ニュース > ≪増田和夫のCEATECレポート≫NECがPC用AODドライブを出展、1年後に商品化予定

≪増田和夫のCEATECレポート≫NECがPC用AODドライブを出展、1年後に商品化予定

公開日 2003/10/10 14:13
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
写真はモックアップで、実際に稼働して動画再生していたのは、回路の集積化がされていない大型のドライブだ
●NECが世界初のPC用のAODドライブを展示していた。約1年後に商品化の予定。つまりAODはAV用途とPC用途が揃って登場する公算がつよい、といえるだろう。

デモ機はSCSI接続だが、汎用性の高いIDE接続で商品化の予定。CD・DVD・AOD用に3つの波長の異なるレーザーを搭載。DVD-R/-RWのほか、PCで普及の進むDVD+R/+RWもサポート予定。NECはPC用AODドライブだけを供給し、家電レコーダーなどは手がける予定はないが「AOD搭載のAVパソコンはドライブ供給とほぼ同時に製品化したい」とのこと。

フォーラムの承認やOSの対応、PCによるコピーワンス録画不可の問題など、課題は残されているが、DVDとの互換性が高いといわれるAODの発進に期待したい。


[ceatec2003report]

(増田和夫)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE