ソニー、4色カラーフィルター・800万画素CCDを搭載した「サイバーショット」新モデル

DSC-F828

●ソニーマーケティング（株）は、ソニー（株）が独自に開発した4色カラーフィルターCCDと専用画像処理プロセッサーを搭載したデジタルスチルカメラ"サイバーショット"「DSC-F828」を12月中旬より発売する。価格は16万円。

本機は、RGBの3色カラーフィルターに、新たにエメラルド（E）を加えた4色カラーフィルターCCDを搭載。 サイズは2/3型で、有効800万画素の高解像度モデルである。

また、4色カラーフィルターCCDに対応した画像処理プロセッサーを新たに開発。4色カラーフィルターCCDで得た豊富な色信号から、人間の見た画に極めて近い理想の3色を作り出すための高精度な演算処理を行う。色再現向上に加えて、高速処理、低消費電力も実現し、レリーズラグは約0.008秒の高速化を実現した。

レンズにはカールツァイス「 バリオゾナーT＊（ティースター）」を搭載。ズームは光学7倍。最高級仕様の多層膜「T＊コーティング」により、コーティングしていないカール ツァイスレンズに比べ、約52％の不要な反射を抑える。

レンズが上下に動く、サイバーショットならではのギミックは本機も踏襲。上に70度、下に30度回転し、ハイアングル/ローアングル撮影でも安定したホールディングが行える。

インターフェースも進化。液晶モニター/ファインダー上で、選択したメニューが大きく立体的に表示され、見やすさが大きく向上した。モードダイヤル設定変更時は、液晶モニター/ファインダー上に連動して3D表示されるため、構図をキープしたまま設定変更が可能。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング（株）
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（Phile-web編集部）