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ソニー、16倍速DVD記録を可能にするレーザーダイオードを開発

公開日 2003/08/28 17:30
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●ソニー(株)は、16倍速のDVD記録を可能にする650nm帯220mW高出力半導体レーザーダイオード「SLD1236VL」を開発した。2003年12月にサンプル出荷を開始し、2004年6月に量産供給を開始する。なお、現行のDVDドライブでは8倍速記録が最高。

DVD記録用半導体レーザーダイオード「SLD1236VL」では、ソニー独自の半導体結晶成長技術であるMOCVD(有機金属気層成長法)技術を基に、出射端面でレーザー光を吸収しない窓構造と、ダイオード内のレーザー光の透過損失を抑制する実屈折率導波構造を採用し、220mWの高いパルス定格出力を実現。

また、独自の設計技術により、放射角アスペクト比1.9と光学系に対し、高いカップリング効率を可能とする仕様とした。

現行の月産100万個体制を、2004年1月に月産200万個体制、2004年度中に月産300万個体制へと増強させる。

【問い合わせ先】
ソニー(株)
マイクロシステムズネットワークカンパニー
エレクトロニックデバイスマーケティング本部 
ネットワーク&AVマーケティング部門
TEL/03-5435-3880

(Phile-web編集部)

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