HOME > ニュース > 松下、ハードディスクとDVD-R/RAMのハイブリッドレコーダーを発売

松下、ハードディスクとDVD-R/RAMのハイブリッドレコーダーを発売

公開日 2001/09/26 18:22
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
DMR-HS1 ¥200,000
●松下電器産業(株)は、HDD内蔵DVDビデオレコーダー「DMR-HS1」を12月1日より発売する。価格は200,000円。

本製品は、40GBのHDD(ハードディスクドライブ)を内蔵することにより、HDDに最長52時間、またDVD-RAMには最長12時間(両面)の録画を可能にした(EPモード時)。HDDへの連続録画は最大6時間単位で、6時間を越える場合は別プログラムとして録画する。

HDDとDVD-RAMの高速転送レートを活かし、どちらでも録画しながら再生できる「追っかけ再生」機能を搭載。また、i.Link端子を装備したことにより、デジタルビデオカメラで撮影した動画をDV入力からDVD-RAM/Rへ録画したり、HDDに取り込み・編集したあとDVD-RAM/Rへ保存する動画編集機能も搭載。DVD-Rディスクへの録画には、同社独自のVBR技術によって高画質録画を実現している。

もちろん、ハードディスクに録画したテレビ番組をDVD-R/RAMへ書き込むことも可能(ただし、一世代だけ録画が許された映像をDVDに書き込む場合は、HDDの映像は消去される)。HDDに録画された映像をDVDに書き込む場合は、その映像の再生中にボタンを押すだけで、最初から最後までまるごと、簡単にコピーを行える。DVD-RAMの高速転送レートを活かし、22Mbpsでの高速録画が可能。XPモード録画された映像は2倍速、EPモードなら、12倍速(1時間番組なら約5分)で書き込める。

また、FRモードを選択すると、DVDディスクの空き容量から自動的に最適なビットレートを割り出し、ディスクにピッタリ録画が行える。

さらに、コピープロテクションがかかっていないコンテンツなら、上記とは逆に、DVDからHDDへの録画も行える。

また、番組の内容を自動的に最新のものに書換える「オートリニューアル録画」機能も搭載。HDDの残量が無い時でも、新しい番組を録画するために、古い番組を自分で消去する必要が無く、いつでも最新の番組がHDDに録画される。番組予約も32プログラムまで設定可能。

デジタルW3次元回路や外部入力TBCなどを搭載し、高画質で記録が行えるほか、プログレッシブ再生機能も備え、高画質DVDプレーヤーとしても十分実用に耐えそうだ。

仕様や機能、価格すべてに死角が見あたらず、この秋冬の最重要モデルの一つとして話題を集めそうだ。(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMR-HS1
  • 発売日12月1日
  • 価格¥200,000
【SPEC】●録画方式:DVDビデオレコーディング規格準拠(DVD-RAM)、DVDビデオ規格準拠(DVD-R) ●録画ディスク:12センチDVD-RAM…4.7GB/9.4GB、8センチDVD-RAM…2.8GB、DVD-R…4.7GB(for general ver2.0)、HDD…40GB ●受信チャンネル:VHF/UHF/CATV/アナログBS ●再生可能メディア:DVDビデオ/VCD/CD-DA/CD-R/CD-R/CD-RW ●映像入力端子:S端子3、ビデオ3 ●映像出力端子:S端子2、ビデオ2、D2端子、RCA色差 ●音声入力端子:アナログ2ch3系統 ●音声出力端子:アナログ2ch2系統、光デジタル ●その他端子:DV入力端子(4ピン) ●消費電力:48W ●外形寸法:430W×120H×351Dmm ●質量:6.5kg