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《山之内 正のベルリンショーレポート2》ソニーとケンウッドがHDDレコーダー

2001/09/01
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ソニーのHDDオーディオレコーダー(左)。ケンウッドのHDDオーディオレコーダー(右)
●この秋はオーディオ用ハードディスクレコーダが複数のメーカーから登場するが、ベルリンでは、日本で発表済みのヤマハやオンキョーをはじめ、ソニー、ケンウッドが試作品を展示し、注目を集めていた。

ソニーのモデルはCDとHDDレコーダーを一体化した構成で、圧縮フォーマットにATRAC3を採用。HDDの容量は40GB、ATRAC3のLPモードを使うと合計650時間の録音ができる。CDからHDDへの2倍速録音や、パソコンとUSB接続して曲の編集やCDタイトル・アーティスト名の取得ができるなど、デジタルならではの機能も満載している。

ケンウッドの試作モデルは、ホームネットワークシステムを意識したHDDレコーダーで、DVDチェンジャーやAVアンプと接続し、複数の部屋で音楽を楽しめる機能を搭載している。また、本体にモデムを内蔵し、ネットワークに接続してCD情報を直接取得したり、音楽ファイルをダウンロードする機能も内蔵している。MP3エンコーダー/デコーダーを内蔵し、内蔵するCD-R/RWに記録することもできる。発売時期は未定だが、日本でも年内には登場するかもしれない。(山之内 正)

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