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前世代機を超えるか! ソニーのホームシアター液晶プロジェクターVW11HT

公開日 2001/05/01 16:26
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外見は変わらないが、内容は完全リフレッシュのVPL-VW11HT
●ソニーマーケティング(株)は、同社製高解像度ワイドLCDパネルやDRC-MFなどの高画質化回路搭載した、ホームシアター専用の液晶プロジェクターVPL-VW11HTを7月1日より発売することを発表した。

VPL-VW11HTは、家庭用の高画質ホームシアター用プロジェクターとして大ヒットとなった前機種VPL-VW10HTの後継機である。価格はオープン価格であるが、前機種より若干、高価になると思われる。

本機は、高解像度ワイドLCDパネルと光学ユニットを一新することなどにより、従来の液晶プロジェクターでは困難だった黒レベルの再現力を大幅に高め、コントラストの高い映像を実現する。さらに、映画ソフトの再生に適した「シネマブラックモード」を装備。黒浮き(暗部の階調が失われて、黒い部分が白っぽく浮いて見える現象)を抑え、暗部のディテールを再現する。

また、映画フィルム素材のビデオ信号を自動的に判別して最適な信号処理を行い、滑らかな映像を再現する「シネマモーション」も搭載。これら技術により、質感豊かな映画フィルム本来の魅力をホームシアターで楽しむことができる。

DVDソフトやハイビジョン放送はもちろんのこと、BSデジタル放送などのDTV信号(525i、525p、750p、1125i)にも対応している。加えて、レンズの焦点距離を短く設計することで、投射距離2.9mで90インチ(16対9)の投影を実現し、省スペースでの使い勝手を向上させている。

なお、AVレビュー誌では、本機の開発モデルをどこよりも早くキャッチ、今月17日発売の97号にて、ファーストインプレッションレポートを展開する予定だ。取材・執筆はVPL-VW10HT発表時も最速レポートをし、話題を巻き起こした吉田伊織氏である。乞うご期待。(AVレビュー編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番VPL-VW11HT
  • 発売日7月1日
  • 価格オープン
【SPEC】
【光学系】●投影方式:3LCDパネル、1レンズ、3原色光シャッター方式 ●LCDパネル:1.35インチポリシリコンTFT LCDパネル3,147,264画素(1,049,088画素×3) ●レンズ:マニュアルフォーカス・1.2倍ズーム、F2.2-2.5/f=44.6−53.6 mm ●ランプ:200W UHP
【一般】●光出力:1000ANSI 1m(16:9投射時) ●カラー方式:NTSC3.58/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M 自動/手動切替 ●解像度:Video:750TV本、ハイビジョン:1100TV本、RGB:1366×768ドット ●対応信号:fH:15−91kHz、fV:50−85Hz ●消費電力:最大:300W、スタンバイ時:6W ●外形寸法:395W×168H×427Dmm ●質量:約8kg ●お問い合わせ先:ソニー(株)お客様ご相談センター 東京:03-5448-3311、名古屋:052-232-2611、大阪:06-6539-5111