HOME > ニュース > 耳と目でメッセージを効果的に伝達できるパネルスピーカー発売

耳と目でメッセージを効果的に伝達できるパネルスピーカー発売

2000/12/08
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
左より、WS-PA2(A2型)、WS-PA3(A3型)、WS-PA2(A4型)
●松下通信工業では、スピーカー本体の平面パネルを振動板として駆動するA2サイズ、A3サイズ、A4サイズの3タイプのパネルスピーカーを12月11日から発売する。

本製品は厚さ29.5mm(WS-PA2・WS-PA3)の薄型ながらアンプ(屋内用)、コンパクトフラッシュカードの録音・再生機能、赤外線方式人感センサーを内蔵しているため、コンパクトフラッシュカードに録音されたCMや案内メッセージ、BGMなどを自動的に放送することができる。また、スピーカーパネルに広告ポスターや写真を貼ったり文字やイラストを書き込むなど多彩なアプリケーションにも対応でき、聴覚(耳)と視覚(目)の両面に訴える新しいコンセプトのメッセージ媒体として応用が期待されている。

このパネルスピーカーの原理は、従来のスピーカーのダイヤグラムのピストン動作に比べ、パネルスピーカーはスピーカー部に薄型ユニット※を採用し、パネルの複雑な振動を用いるため、高品位な音を再生することができるもの。 パワーレスポンスが均一で指向性も広く、音の拡散性に優れているなどの特長がある。
※ 薄型スピーカーユニットは英国NXT社(New Transducers Ltd)とのライセンス契約に準拠

本製品は、おもに広告、プレゼンテーションなど業務用の使用が想定されているが、今後はオーディオ&ビジュアル製品への応用も期待したいところである。(Phile-webスタッフ)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番WS-PA2/WS-PA3/WS-PA4
  • 発売日2000年12月11日
  • 価格オープン価格
【SPEC】
●定格出力:5W(6Ω)
●入力感度:マイク-58dBV ライン0dBV
●周波数特性:100Hz〜12KHz(ライン入力時)
●全高調波歪 :5%以下
●適合インピーダンス:マイク600Ω ライン10kΩ
●電源:DC12V[ACアダプター(付属品)使用]
●消費電流:約0.5A(注)[消費電力:10W、付属ACアダプター時]  約1.0A(定格出力時)
●外形寸法
WS-PA2:459(幅)×628.5(高さ)×29.5(厚さ)mm
WS-PA3:459(幅)×331.5(高さ)×29.5(厚さ)mm
WS-PA4:346(幅)×268(高さ)×27(厚さ)mm
●パネル面寸法
WS-PA2:424×598mm
WS-PA3:424×301mm
WS-PA4:301×214mm
●質量
WS-PA2:約2.3kg
WS-PA3:約1.8kg
WS-PA4:約840g
●付属機能
・コンパクトフラッシュカード再生4モード
・コンパクトフラッシュカード録音
・音声レベル表示灯  ・センサー感度切替