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試みにDVDで映画を見てみた。5.1chには対応していないからサラウンドにはならないが、セリフの明瞭さや質感の自然さ、効果音や音楽音の伸びやかさと解像力には大きな可能性を感じる。2chへのダウンミックスができるならば、あるいはバーチャル・サラウンドを備えていれば、びっくりするほどのパーソナル・シアターが実現するに違いない。
ATC-HA7USBは、高性能なドライバーとD/Aアンプ、そして画期的なハウジング構造によってUSB接続の利点を存分に引き出している。これでこそデジタルの長所が生きると言っていい。パソコンで利くCDにはこれまでどこか味気ないものがあったが、本機の出現によってそうした認識が根底から覆るだろう。パソコンも立派なオーディオ・ソースとして脚光を浴びるかもしれない。
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ATC-HA7USB
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\OPEN(予想実売価格25,000円前後)
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【SPEC】
●型式:密閉ダイナミック型
●ドライバー:φ53mm ネオジウムマグネット
●出力音声レベル:100dB/mW(JEITA)
●インピーダンス:64Ω
●最大出力レベル:30mW+30mW
●周波数帯域:20〜20kHz
●質量約315g(コード、プラグ除く)
▼製品データベース
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