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記念すべき家庭用DVD-RAMレコーダー1号機、「DMR-E10」 |
その技術をベースに2000年6月、家庭用DVDレコーダーの第一弾、DMR-E10が登場した。DVD録画時代の幕開けを告げる記念すべき出来事であった。
DMR-E10は、現在の同社のDVDレコーダーの基本機能であるプログラムナビ、プレイリスト再生などをすでに実現していたほか、第一号機にふさわしく、プログレッシブ対応はもちろん、5.1ch出力の装備、ゴーストリダクションチューナーの搭載など、画質・機能の両面で充実した内容を身に付けていた。同時期に4.7GBの大容量化を果たしたPC用DVD-RAMドライブが導入されたが、PCで録画したディスクをDMR-E10で再生できるなど、PCとの互換性の高さがDVD-RAM方式の大きな利点であった。
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