特集

営業部長の年末商戦
39人のキーマンが語る「展望と勝算」

日本ビクター

一人でも多くのひとに感動と体験を

強力商品で大いに市場を盛り上げます

日本ビクター(株)
AV&マルチメディア
カンパニー
国内営業本部
営業統括部 商品営業部
部長

倉坂進一氏

 オーディオシステムでは、DVDからカセットまで搭載し、あらゆるメディアがこれ1台で楽しめるUX―A10DVDと、「MD録音の際にはタイトルなどの文字情報までダビングしてくれます」(倉坂氏)と他社との差別化ポイントを強調する、ダブルMD搭載機UX―Z11WMDを新発売。現在好調のUX―Z7MDを加えた、ディスプレイ部のイルミネーションも華やかな「レインボーシリーズ」を中心に展開する。

 さらに、高い評価を獲得するDDスピーカーを搭載したコンパクトコンポaosisには、同社独自の新開発ハイブリッドフィードバックデジタルアンプを搭載した新商品SS―D5MDを投入。「小型化と高音質化を同時に実現できる新しい回路を開発しました。小さな本体からは想像もできない音を奏でます」と、その魅力と威力をアピール。NET MD規格対応のSS―NT1MDも同時に発売する。

 「コンセプトの違う2つのシリーズで、需要を喚起できるコーナーづくりをしっかり行っていきたい」と語る倉坂氏。販促面でも、SSシリーズ購入者にはインシュレータープレゼントキャンペーンを実施して音質面への注目を引き付けると同時に、店頭でのデモ体験を強化する。一方、「DDシアターウェブキャンペーン」では、同社ホームページに、近所のDDシアターウェブキャンペーンを実施しているお店を表示。そこへ出かけてDDシアターを体験、アンケートに答えると特典がもらえる企画を実施する予定だ。

 ビジュアル部門でも、有力商品を相次ぎ投入する。ディスプレイ分野でメインとなるのはプラズマテレビだ。「2ケタシェアは是非確保したい」という熱い思いが込められた新商品が、PD―50/42/35DH3の3モデルだ。高画質デジタルテレビ技術DETに加え、新技術のDCC回路を搭載。これにより、「全体の色合いをただ単に変えるのではなく、空なら空、肌なら肌といった部分単位での色調整が可能になりました。より自然に近い色合いを実現しています」と、その完成度の高さに息を弾ませる。これに、DET搭載のハイビジョンテレビとワイドテレビの新商品を投入し、年末商戦の需要を積極的に刈り取っていく。

 録画機では、「VHSからデジタルに切り替わるにはまだまだ2、3年はかかります。逆に見落とされがちなのですが、VHSが、DVDやテレビとのコンボ商品として、しっかりとした商売を構築しています。複合化することで、新たな価値が認められつつあります」。Gコード/BSチューナー/S―VHSと、DVDとのコンビ商品3モデルを一気に投入する。特にS―VHSタイプHR―DS1では「当社は9月に75周年を迎えました。そこで、当社のロゴマークでもある犬をテーマに、ディズニーDVDソフト『101匹ワンちゃんU〜パッチのはじめての冒険〜』を、購入者に同時プレゼントするキャンペーンを行います」と、注目度を高める仕掛けにも余念がない。

 さらに、「HDDでも、他社はDVDレコーダーとのコンビを発売されていますが、値頃感をうまく伝えながら、HDDの使い勝手の良さをしっかり伝えていくには、VHSとの複合商品こそ最適ではないでしょうか」と、80GBのHDDを搭載したS―VHSとのハイブリッドレコーダーHM―HDS4をこの年末の勝負商品に位置付ける。トリッキーな使い勝手と魅力的な実売価格で市場から多くの支持獲得へ自信をのぞかせる。

 ムービーは、今年度当初の予測を上回り140万台(DVC)に迫る勢い。年末には、高まるPCとの連動を切り口に拡販を狙える、縦型のGR―DVP9を投入する。「クラス最高約540本の高解像度動画を、店頭で是非体験していただきたいですね」という本機は、133万画素高感度CCDを搭載し、USB動画転送機能により、撮った映像を手軽にパソコンへ取り込める。また、編集した映像を簡単にビデオCDに書き込めるソフトも同梱した。

 ビクターではこれら強力商品を背景に、10月より3月まで、『感動100万人体験会』と題した販促キャンペーンを大々的に展開。「プラズマシアターとデジタルカメラを中心に、一人でも多くの方に感動を体験していただきたいと思います。そのために、店頭販促をいろいろ趣向を凝らして強化していきます」。デジタル商品に対する販売員の知識向上を狙い、実践を通して、販売能力を高めていく「デジタルアドバイザースクール」も開催。販売店からも大きな反響を獲得している。

 「感動100万人体験会をベースに、年末商戦では大いに暴れまくりたいですね」と語る倉坂氏の言葉にからは、ビクターの意欲と力強さが伝わって来る。

東芝
岡田 淳氏
日本マランツ
古澤稔也氏

 

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