優秀録音ハイレゾ音源レビュー

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CLOSURE/CONTINUATION

Porcupine Tree ロック FLAC
96kHz/24bit 44.1kHz/24bit
レーベル:Music For Nations 配信サイト:e-onkyo music

■高橋 敦レビュー
プログレ界隈ではエンジニアやプロデューサーとしての活躍でも知られるスティーヴン・ウィルソン氏のプロジェクトとしてスタートしたバンド、ポーキュパイン・ツリーの2022年リリース最新アルバム。その経緯からウィルソン氏の存在が目立ちがちではあるが、ドラムスのギャヴィン・ハリソン氏は2008年以降のキング・クリムゾンのライブメンバー、キーボードのリチャード・バルビエリ氏はJapanの元メンバーと、メンバー全員がその筋では名の知れた強者揃いのバンドだ。発売時のUKアルバムチャートで2位獲得とのことであるから、本国ではプログレの枠にとどまらない認知度を得ているのかもしれない。
そのサウンドは言うまでもなくオーディオ的にも最高レベル。特に注目してほしいのは音場の奥深くに定位するドラムスだ。十分なクオリティのスピーカーシステムで再生すれば、「手前にフォーカスが合っていて、その奥にボケ味のある見せ方でドラムスがいる」ではなく、「手前から奥までフォーカスが合っていて、いちばん奥にいるドラムスの姿も超クリア!」という遠近表現を体験できる。そのドラムスの音像がコンパクトで、ピンポイントの打点からスカッと抜けてくるからまたさらに気持ちよい。そのドラムスに限らず全体もフォーカスが決まりシャープネスの効いた描写だ。
(FLAC 96/24にて試聴)

総合点 9.4
低域の伸び9.3点 高域の伸び9.3点 セパレーション9.4点 ディテール9.3点 透明感9.3点 空気感9.2点 質感9.3点 静寂感9.4点 残響 奥行き 音像 アタック