優秀録音ハイレゾ音源レビュー

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モーツァルト:交響曲第39番、第40番、第41番

指揮:ブルーノ・ワルター、コロンビア交響楽団 クラシック DSD(2.8MHz)

レーベル:Sony Classical 配信サイト:e-onkyo music

■山之内 正レビュー
1959年から1960年にかけて録音されたワルターのモーツァルトは2年前にリマスタリング盤がSACDボックスセットで登場し、大きな話題になった。マーラー《大地の歌》はFLAC 192kHz/24bitでハイレゾ音源が発売されたが、今回はDSD音源で単独発売された後期の3曲を聴いた(第35番、第36番、第35番もDSDで同時発売)。SACDと同様に重心が下がり、弦楽器や潤いと瑞々しさを取り戻しており、音場の見通しも以前のCDに比べて視界が開けたような見通しの良さがある。
(DSD 2.8MHzにて試聴)

総合点 9.2
低域の伸び9.1点 高域の伸び9.0点 セパレーション9.2点 ディテール9.2点 透明感9.2点 空気感9.0点 質感9.3点 静寂感9.3点 残響 奥行き 音像 アタック