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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
パリのクラリネット
マイケル・コリンズ、小川典子 クラシック 無 FLAC FLAC（マルチチャンネル）96kHz/24bit
レーベル：BIS 配信サイト：e-onkyo music
■山之内 正レビュー
パリを舞台に活躍した作曲家など、19世紀後半以降のフランスに焦点を合わせてクラリネットの名作を集めた珍しいアルバムが登場した。マイケル・コリンズは英国を代表するクラリネット奏者だが、ドビュッシーなどフランス作品の演奏には定評があり、今回もサン＝サーンスやプーランクの作品で小川典子とともに優れた感性を披露している。プーランクの2本のクラリネットのためのソナタではコリンズとピレスの音色の違いが鮮明に浮かび上がり、クラリネットならではの多様な世界を垣間見ることができた。イギリス、サフォークのポットンホールで録音。
（FLAC 96/24にて試聴）
総合点
9.3点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.3点
透明感9.4点
空気感9.4点
質感9.4点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック
