特集4

音で選ぶ、設計で選ぶAVアンプ

担当編集者からの裏話

AVアンプはホームシアターの必須アイテムのひとつですが、なぜ今、とくに面白いのでしょうか。それは、“これまで音が後ろからも聴こえてくる!”と人々を驚かせてきたAVアンプの役割がもっともっと大きくなって、“これが音の世界というものだ!”といわしめんばかりの役割を担ってきたからといえるでしょう。メーカーは、音作りのアイデンティティをまさにAVアンプの音場創成においているわけなのですね。本当に、音色も違えば、サラウンドの創り方も違う。今回、全15ブランドの試聴を敢行した吉田伊織さんは、ひとつひとつのアンプについて2chの音、DVDオーディオの音、そして映画(DVDビデオ)の音の三種類を4枚のディスクで確認し、さらにDSPのチップは何を何個使っているかをはじめ、細かい設計についても調査しました。ひとつの機種について3時間はかかる試聴取材、のべ4日費やしました。かなり骨の折れる取材であるにかかわらず、伊織さんは非常に意欲的。試聴時の電源ケーブルの配線ひとつとっても厳密でした。立ち会っていて、ページ担当が感じたのは、…言ってみてよろしいでしょうか。いいアンプはエロスがあるということです。ホームシアターをやるときも、そんな魅力を味わえるアンプを使いたいものですね。