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BDP-LX70

PIONEER
BDP-LX70

¥161,905(税抜)

発売:2007年6月下旬
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1080/24p出力&ドルビーTrueHDに対応したBDプレーヤー

ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪銀賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪批評家大賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2007 SUMMER ≪ホームシアター大賞≫受賞モデル

【SPEC】●再生可能メディア:BD-ROM(BDMV)、DVDビデオ、DVD-R/RW(ビデオモード)、DVD-R DL(ビデオモード)、音楽CD ●再生可能PCファイル:MPEG1、MPEG2(ハイビジョン含む)、WMV9(ハイビジョン含む)、WMA9、MP3、WAV、JPEG、PNG、GIF 出力可能解像度:480/60i、480/60p、720/60p、1080/60i、1080/60p、1080/24p ●周波数特性:4Hz〜22kHz ●S/N:115dB ●ダイナミックレンジ:108dB ●全高調波歪み率:0.0015% ●入出力端子:、HDMI×1、コンポーネント映像出力×1、S2映像出力×1、映像出力×1、光デジタル出力×1、同軸デジタル出力×1、アナログ2ch音声出力×1、アナログマルチch音声出力×1、LAN端子 (10/100BASE-TX)×1、IR入力×1 ●消費電力:35W ●外形寸法:420W×103H×353Dmm ●質量:6.5kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

日本では録画機、欧米では再生機を導入する例が多いブルーレイディスクだが、ようやく日本でも再生機の市場が立ち上がり始めた。その主役として期待される強力な製品が、いよいよパイオニアから登場する。

型名はBDP-LX70。再生機としての価格は高めだが、本機にはそれに見合うだけの注目すべき機能が2つある。その2つとは、ハイビジョン映像の「1080/24pダイレクト出力」と「DLNA対応ホームメディアギャラリー」である。今回のレポートでは、再生クオリティに焦点を合わせて概要を紹介しよう。

本機のメインフィーチャーとも言える「24pダイレクト出力」は、フィルム素材など24コマ/秒で収録されたBDソフトの映像信号をそのまま出力することが可能で、同社のPDP-5000EXなど24p信号に対応したディスプレイであれば、フィルム本来の映像質感を味わうことができる。これはBDP- LX70が世界で最初に実現した注目機能だ。他のBD機器では2-3プルダウン処理を経て60iまたは60pで出力するため、映像表示の規則性が崩れ、オリジナル通りの滑らかな表示を実現しにくい。ソフトに収録された24p信号をそのままダイレクトに出力する本機は、フィルム作品本来の質感を再現できるというのが、パイオニアの主張である。

24pダイレクト出力と通常出力の画質の差はソフトによって微妙に傾向が異なる。動きのなめらかさと輪郭の挙動で24p出力のメリットが認められる例が多いものの、すべてのBDソフトでそうなるわけではない。

それよりも大きな差が出たのは色の純度とS/N感である。『カジノ・ロワイヤル』(輸入盤)や『キングダム・オブ・ヘブン』など画質の優れた作品では、これまで気になっていなかった僅かなノイズさえもが消えて、そこにマスクされていたテクスチャーが面白いように浮かび上がってくる。

一方、『シンデレラマン』など、画のディテール感がいまひとつと感じていた作品の一部は、色の階調が劇的に改善し、見違えるようなしっとりとした質感が伝わってきた。本機の登場によって、BDソフトの画質評価基準が変わるのではないかと思うぐらいの大きな変化である。

ダイレクト24p出力でここまで画質が向上するのは、変換プロセスの弊害がなくなるためだろう。BD再生の新しい地平を切り開く意欲作である。
(文/山之内 正)