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デノン プロダクトレビュー

オーディオ入門層にとっての「基準」となり得るプレーヤー

DCD-1500AE

DCD-1500AE

¥84,000(税込)

レポート/高橋敦

オーディオ入門層にとっての「基準」となり得るプレーヤー


デノンがミドルクラスに投入してきたSACD/CDプレーヤー。上級機種向けに開発された技術やノウハウが惜しみなく詰め込まれており、クラスを超えた音質を期待できる。「AL24 Processing」は、CDの16bitの音声データを24bitに拡張、音の立ち上がりや消え際など、ローレベルでの再現性を高めるという技術だ。単純に24bit拡張するだけではなく、元来のアナログ波形に近づけるためのデジタル補完を加えての24bit拡張、というのが肝である。

デノンオリジナルドライブの搭載と異種素材組み合わせの振動抑制構造「S.V.H.」による信号読み取り精度の向上、DACをマスターとして各デバイスへのクロック提供を行うことでの発振精度の向上など、音質の土台となる部分もしっかりしている。ディスプレイ表示とデジタル出力をオフにしてそれに関するパルス信号を停止、音声信号への悪影響を排除する「Pure Direct」モードが用意されている点も見逃せない。

今回は同時投入された同じくミドルクラスのプリメインアンプ「PMA-1500AE」との組み合わせで試聴を行った。ロック・ポップスでは、エレクトリックベースの明瞭な描写が印象的だった。重みや密度といったところは上のクラスに及ばないが、しっかりとした輪郭、音程感がある。高域も、シンバルのアタックや響き、ジャズのソロギターのタッチニュアンスなどに耳を向けると、あと一歩の透明感、繊細さがあればなおよいと感じるものの、閉塞感や強調感はなく、素直だ。

全体の音域バランス、解像感にも不満はない。例えば、コードとリズムを刻むシャープなアコースティックギターは、主張しすぎない必要最小限の存在感でその場所に描き出される。つまりはよい意味で「普通の音」なのだ。この「普通さ」は、オーディオ入門層がその後の基準となる第一歩として選ぶのに適当なものと言えるのではないだろうか。
DCD-1500AE 本機の背面パネル
【SPEC】
【SPEC】<SACD>●アナログ出力:2チャンネル ●再生周波数範囲:2Hz〜100kHz ●再生周波数特性:2Hz〜50kHz(-3dB) ●SN比: 104dB(可聴帯域) ●ダイナミックレンジ:104dB(可聴帯域) <CD>●アナログ出力:2チャンネル ●再生周波数範囲:2Hz〜20kHz ●再生周波数特性:2Hz〜20kHz ●SN比:110dB ●ダイナミックレンジ:100dB ●デジタル出力:COAXIAL→0.5Vp- p/75Ω、OPTICAL→-15〜-21dbm、発光波長→660nm ●消費電力:16W ●外形寸法:434W×135H×331Dmm ●質量:7.6kg ●問い合わせ先:デノン TEL/03-6731-5540
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