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■DVD録画「クオリティ編」 Q&A集
<Q>DVDの容量ぴったりに記録する方法は?

「ジャスト録画」機能を使おう

DVDレコーダーのなかには、平均記録レートを調整することで、ディスク1枚当たりの録画時間を細かく設定できる機種がある。パイオニアのDVDレコーダーでは、32段階のマニュアルビットレート設定機能を備え、きめ細かい調整が行える。

パイオニアのDVR-99H/77H/55に搭載されている「ジャスト録画」機能は、録画したい時間を分単位で入力すると、ディスクの残量に合わせて最適な平均転送レートを算出し、ディスクの空き容量ぴったりに録画する機能である。映画や音楽番組など、画質を重視したいプログラムをディスク1枚にぴったり収めたい場合にとても便利な機能といえる。

たとえば、2時間25分の映画を記録する場合、SPモードでは足りないし、LPモードではディスクが余ってしまい、画質も大幅に低下する。平均記録レートを、LPモードよりは高く、SPモードよりは低い値に設定すれば、画質の低下を最小に抑えられる。実際にこのモードで録画してみると、2時間30分程度なら解像度の低下も最小で済み、SPモードに遜色ない画質を維持することができる。