新製品批評
Phile-web >> 製品批評 >> パイオニアDVDレコーダー


■DVD録画「基礎編」 Q&A集
<Q>記録したDVDは何年くらいもつのか?

耐久性は高いがテープと同様の配慮も必要

一般的に磁気テープよりも光ディスクの方が寿命は長く、耐久性が優れているとされるが、CDはともかく、DVDはまだ登場して10年も経っていないため、確実に何年もつという保証はない。そうはいっても、使用環境、保存環境の変化に対する耐久性は光ディスクの方が優れていることはたしかで、正しく取り扱えば、かなりの長期間にわたって品質を維持することができる。

もちろん、記録型光ディスクにも弱点はある。信号面の損傷、汚れ、傷などは読み取りエラーや読み取り不能に直結するし、熱や水分によって色素や相変化材料が経年変化することも懸念される。また、同じ程度の傷や汚れでも、再生時には問題にならなくても、記録時にはトラブルの要因になることがある。こうした点を考えると、傷を防ぐために必ずケースに収納し、湿度の低い場所に保存するなど、ビデオテープと同様な配慮が求められる。

キズやヨゴレを防ぐためにもディスクはケースに入れて保管しよう(写真はクリックで拡大)