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DVD-S657

YAMAHA
DVD-S657

\OPEN(予想実売価格19,800円前後)

発売:2005年7月上旬
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【SPEC】
●再生メディア/フォーマット:DVDオーディオ、DVDビデオ、Super Audio CD、DVD-R/RW(ビデオモード)、DVD-RW(VRモード)、DVD+R/+RW、スーパービデオCD、ビデオCD、ピクチャーCD、音楽CD、CD-R/RW (音楽CD、MP3・JPEGデータCD〈マルチセッション対応〉、DivX、WMA) ●映像出力端子:コンポジット×1、Sビデオ×1、コンポーネント×1、D1/D2×1 ●音声出力端子:光デジタル×1、同軸デジタル×1、アナログ2ch Down Mix×1、5.1ch ディスクリート×1 ●ビデオDAC:108MHz/12bit ●オーディオDAC:192kHz/24bit ●消費電力:14W ●外形寸法:435W×51H×310Dmm ●質量:2.6kg ●カラー:N/ゴールド、S/シルバー ●付属品:映像/音声RCAピンプラグケーブル(1.5m)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

高さわずか51mmの多機能プレーヤーが誕生

オープンプライスではあるが、2万円を切る価格で手に入れることが可能なようだ。DVDレコーダーの急速な市場価格の低下に伴う記録メディアの移行の勢いから置いていかれそうなDVDプレーヤーの分野は、店頭展示スペースの減少を見るまでもなく、新製品も少なくなっているのが現状である。

高級機か超格安機かと市場が両極化する中で、音楽CD再生を含む高音質の音楽を手軽に楽しみたいという音楽ファンは少なくない。チャート・ミュージックに飽き足らない質の高い音楽を、AVシステムの中で実現したいと思っている方に、ヤマハから最適なユニバーサルプレーヤーが登場した。

DVD-S657は、高さ51mmと薄く、直線的なデザインがスッキリとした印象。棚のスキマにも容易に入り込めそうである。ディスプレイ部もシンプルなCDプレーヤー風で、音楽ソフト再生は本体でほぼ事足りる。

対応するフォーマットは、DVDビデオからDVDオーディオ、スーパーオーディオCD、VRモード記録のDVD-RWや画質劣化の少ないMPEG-4ベースの圧縮・伸張ソフトとして注目されているDivX記録ディスクにも対応。滑らかで美しい画像再生を実現するプログレッシブ回路や映像信号出力を停止して音の純度を高めるオーディオダイレクトモードなども装備。

音楽ソフトによる再生音は、ヴァイブの響きやピアノの厚みを豊かに表現し、中低域部の再現性高いが、やや高域が細みの印象。映像ソフト『TAXI NY』では色のりよくメリハリ感のある画調で、音声も厚みのある台詞表現と重量感とスピード感溢れるサウンドを満喫。

(麻野 勉)