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DCD-S10IIIL

DENON
DCD-S10IIIL

¥250,000(税抜)

発売:2002年12月上旬
このモデルは生産を完了しています
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ベストセラー機をさらに練り込み、音質向上を果たした限定モデル

オーディオ銘機賞2002 ≪銅賞≫受賞モデル

【SPEC】●DA変換方式:リアル24bitラムダS.L.C.(4DAC) ●フィルター:24bit 8倍オーバーサンプリングデジタルフィルター+GIC3次アナログフィルター ●周波数特性:2Hz〜20kHz ●SN比:118dB ●ダイナミックレンジ:100dB ●全高調波歪率:0.0018%以下 ●チャンネルセパレーション:110dB ●アナログ出力電圧:FIXED/2.0±0.3V(10kΩ) ●消費電力:23W ●外形寸法:434W×135H×350Dmm ●質量:14.7kg ●リモコン付属

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

パワーがあり立体的な表現、これぞオーディオの楽しみだ

外観、構造、基本部分はオリジナルS10IIIとほとんど違いは見られない。しかし、内部の電源トランス、コンデンサーなどキーパーツは大幅に変更。トランスはEI型を鋳物の中に2個入れて、リーケージフラッグスの影響をキャンセル。

S10リミテッドは、あまりにも高速、ダイナミックで立体的なリアリティに驚いた。これはS10IIIとは全く異なる性質のバージョンだ。クオリティの向上の一方で、最近の機器は上品で面白くないという声も聞く。

そんな折、このCDプレーヤーを聴いて驚いた。ぐいぐいと厚く描き出してくる音像の迫カ、骨太でパワーがあり、立体的な表現は素晴らしい。これぞオーディオの楽しみというものではないか。ジャズはいいが、ジャズ向きということでなく、オーディオの再現力はこうあるべきではないか。SN比の高さとエネルギー密度、レスポンスのよさが、音楽を弾けるように前に引き出してみせる。エネルギーカの強さは抜群だ。パーツのグレードを上げ、RCA出力端子は削り出しの高級品に変更。デノン独自のアナログ波形再現技術は192kHzでの高精度な動作を可能にした二ューバージョンが搭載された。量子化歪みをさらに低減。

従来のS10IIIと併売されるが、3万円の違いであれば、ぼくなら絶対にリミテッドバージョンを選ぶ。音質が少しよくなった、帯域が広がったというような違いではなく、Dレンジ、圧倒的なリアリティに違いを見せるからだ。

(text:福田雅光)