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PCM-D50

SONY
PCM-D50

¥OPEN(予想実売価格60,000円前後)

発売:2007年11月21日
SonyStyleで購入

ポータブルリニアPCMレコーダー

ビジュアルグランプリ2008 SUMMER ≪その他部門≫受賞モデル

【SPEC】●録音方式(ステレオ録音):リニアPCM(WAV)44.1/48/96kHz 16/24bit、22.05kHz 16bit ●再生方式:リニアPCM(WAV)44.1/48/96kHz 16/24bit、22.05kHz 16bitMP3(対応ビットレート:32〜320kbps、VBR) ●記録メディア:内蔵4GBフラッシュメモリー使用、「メモリースティックPRO-HGデュオ」 ●入出力端子:MICジャック(ステレオミニ)、ヘッドホンジャック(ステレオミニ)、LINE IN/光DIGITAL INジャック、LINE OUT/光DIGITAL OUTジャック、USB端子 ●消費電力:0.75W ●外形寸法:約72.0W×154.5H×32.7Dmm ●質量:約365g(電池含む)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

高い評価を得る同社のPCM-D1の高性能を継承しつつ、普及価格での発売を実現したリニアPCMレコーダーである。

内蔵マイクは可動式で、録音する音源の性質に合わせて2つのポジションが選択できる。また、D1から引き続きデジタルリミッターが採用され、さらにピークLEDによって入力信号の適正レベルが確認もでき、録音の失敗を防ぐことができる。

MP3の再生も可能となり、長時間録音やミュージックプレーヤーとしての用途も拡大。デジタル機器からの無劣化記録も可能だ。メモリーステックを使用できるが、内蔵メモリーも4GBと十分。マックOSにも対応しているが、付属ソフトは非対応となっている。

音質はD1同様素晴らしく、同社のECM-999マイクを接続して録音したところ厚みが増し、高い音圧レベルにも歪まず録音ができた。音程を変えずに再生速度のみを可変できるDPC機能は楽器練習や会議の聞き取りなどに便利だろう。

(川村容一/「AVレビュー(2008年3月号)」より転載)