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DSP-AX461

YAMAHA
DSP-AX461

¥48,000(税抜)

発売:2007年3月上旬
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シーン切り替え機能を搭載したエントリー向けAVアンプ

【SPEC】●定格出力:100W×5 ●最大出力:135W×5 ●周波数特性:10Hz〜100kHz(0/-3dB) ●音声入力端子:アナログ×6、6ch×1、光×2、同軸×1 ●音声出力端子:SP OUT×5ch、SUBWOOFER OUT×1、REC OUT×2、光×1 ●映像入力端子:コンポジット×4、S×3、D4×3 ●映像出力端子:コンポジット×1、S×2、D4×1、MONITOR OUT×1 ●その他の入力端子:DOCK×1 ●消費電力:180W ●外形寸法:435W×151H×318Dmm ●質量:8.1kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

どっしりした音場表現で落ち着いた世界観がある

ヤマハAVアンプの新エントリー機。「シネマDSP」や自動音場補正「YPAO」といった機能を網羅するハイCP機だ。従来機からいくつかの機能を追加し、使い勝手や応用性を高めた。

使い勝手の面で注目すべきは新機能「SCENE」ボタンである。本体とリモコンに用意されている1番から4番のSCENEボタンに、AVソースと音場設定の組み合わせをプリセットしておけるという機能。例えば2番を押すと入力ソース:CD/サラウンド設定:2chステレオが一発で選択されるといった具合だ。実際のところ、常用するソース/設定の組み合わせは確かに数パターンだろう。それを効率良く選択できるのはありがたい。

DSP-AX459では非搭載だったiPod Dock接続端子も搭載。前面入力端子と圧縮音源補正「ミュージックエンハンサー」は引き続き用意されており、DAP接続への対応も万全だ。AM/FMチューナーも搭載する。

両エンドはそれほど伸びないが、ボーカルやエレクトリックベースの帯域は厚い。音像が少し膨らむのはフロア型スピーカーと組み合わせての試聴だったのが原因かもしれない。価格帯を合わせた小型スピーカーとの組み合わせなら、もう少しすっきりするだろう。

5.1chでのDVD再生は、どっしりした音場に柔らかめの台詞と効果音が乗る落ち着いた世界観。素の音は地味だが、これを土台にシネマDSPを適用すればよいわけである。エントリー機とはいえ使いこなしが求められる。

(高橋 敦)