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EX-A3

VICTOR
EX-A3 (ETERNO)

¥OPEN(予想実売価格80,000円前後)

発売:2007年2月上旬
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ウッドコーンスピーカー採用の“大人のオーディオ”が楽しめるDVDコンポ

【SPEC】
<レシーバー部>●実用最大出力:40W×2 ●入出力端子:USB入力×1、LINE IN/OUT×各2、ヘッドホン出力×1(ステレオミニ)、光デジタル入力/出力×各1、ビデオ出力(D2×1、S1/S2×1、コンポジット×1)、スピーカー出力×1、サブウーハー出力×1、AVコンピュリンク×1 ●消費電力:45W ●外形寸法:246W×104H×283Dmm ●質量:3.8kg
<スピーカー部>●ユニット:フルレンジバスレフ型(防磁型/JEITA)9cm ウッドコーン×1 ●外形寸法:120W×161H×266.5Dmm ●質量:1.8kg(1本)

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

アンプ部には高音質デジタルアンプ「DEUS」を採用

同社独自の技術の数々によって構成されるDVD/CDコンポ。まず外観からすぐにわかるのはウッドコーン。高い伝達速度と適度な内部損失を併せ持つなど、木材はスピーカー振動板として優れた特性を持つ。同社は様々な工夫により、その木材を振動板に加工することに成功。看板技術のひとつとしている。そのウッドコーンが本機にも搭載されているわけだ。キャビネットも無垢のチェリー材で外観と響きの美しさを高めている。

スピーカーのユニット口径は初代機EX-A1よりやや大きな9cmを採用し、低域再生能力を向上。磁気回路部にはアルミショートリングを採用し、中低域の歪みの低減、解像度の向上を図っている。アンプ部はアナログ信号処理技術を加えた高音質デジタルアンプ技術「DEUS」を採用。フロントパネルにはUSB 端子を備え、音楽ファイルの再生も可能だ。MP3やWMAといった圧縮音源の再生時には音質改善技術「K2テクノロジー」が力を発揮する。また特にDVD 再生に関しては、フロントスピーカーのみでサラウンドを楽しめる「3Dフォニック」、それに「ヘッドホンサラウンド」の機能が用意されており、映画の迫力を増してくれそうだ。

まずは音楽CDから聴いてみた。シンバル一枚一枚の配置、フレーズの動きまで描き出す定位の良さが印象的である。位相の問題を生じにくいフルレンジユニットのメリットが出ているのだろう。シンバルの音色、アタックの瞬間に飛び散った粒子が余韻となって消えていく様も美しい。ウッドベースもキャビネットやユニットの小ささを感じさせず、十分以上に満足できる存在感だ。

映画DVDはストレートに再生しても、前述した定位の良さが発揮されて空間性は十分に高い。そして3Dフォニックをオンにすればサラウンド感はさらに高まる。ただ音の感触はオン/オフでやや異なるので(オンの方が少し派手な味付け)、好みや作品に合わせて使い分けるのがよさそうだ。この価格とサイズでこの音質と機能性。手軽なリビングシアターから個室のプライベートシアターまで、幅広いシチュエーションが思い浮かぶ製品である。

(text:高橋敦)