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W60P-XR10000

HITACHI
W60P-XR10000 (Wooo)

¥OPEN(予想実売価格950,000円前後)

発売:2006年12月下旬
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フルHD(1,920×1,080)解像度の60V型プラズマテレビ

ビジュアルグランプリ2007 ≪プラズマテレビ(50V型以上)部門≫受賞モデル

【SPEC】●パネル:e-ALIS方式 1,920×1,080ドット ●輝度:1,000cd/m2 ●コントラスト:5,000対1 ●受信チャンネル:地上/BS/110度デジタル、地上アナログ ●HDD:250GB ●入出力端子:HDMI入力2、D4入力2、S2入力3、ビデオ入力4、モニター出力1、サブウーファー出力1、i.Link1、光デジタル音声出力1、電話回線接続端子1、IRコントローラー2、ヘッドホン出力1、LAN端子1 ●SD/MMCカードスロット:1 ●本体外形寸法:1502W×952H×128Dmm ●質量:76kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

プラズマテレビ大手・日立は、50V型以上の大画面の拡大、フルHD1080の拡大、HDD内蔵によるテレビ視聴スタイルの提案、そしてIPTV時代のネットワークをテーマに掲げる。パネル製造を担う傘下FHPの3番館(宮崎市)が10月に量産開始、50V型W50P-HR10000、60V型 W60P -XR10000のパネルはそこから送り出される第1世代である。なお、日立は2007年春から42インチフルHDを生産、2007年以降は3番館でさらに大型のパネルを生産(85V型まで対応)するという。

W60P -XR10000は、ALIS方式と同じ電極構造を持つが表示はプログレッシブのe-ALIS(エクステンデッドアリス)で1000cd/m2の最高ピーク輝度、5000対1のコントラスト、250GB(XCodeHDで2倍化・500GB相当)のHDDを内蔵する待望のフルハイビジョン。先に掲げた日立のコンセプトを現時点で最も表現する。

日立はハイビジョン放送信号デコーダーLSIを統合し画像処理能力を向上させた画像処理エンジン・Picture Master HDを採用しているが、W60P-XR10000ではフルHD対応品となり、緻密で豊かな色と階調、なめらかで鮮明な動画、しかもノイズのないハイビジョン映像を実現したという。

なお、パネルのベゼルとスピーカーの側面を斜めにカットし「最先端」を造形化したカッティングエッジは、同時発表の42V型、ハイビジョンデジタルレコーダーと共通のデザインである。(文/大橋伸太郎)