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PS-W1

PIONEER
PS-W1 (PRACIA)

¥OPEN(予想実売価格27,800円前後)

発売:2006年6月下旬
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ビジュアルグランプリ2007 ≪かんたんホームシアターシステム部門≫受賞モデル

【SPEC】
<アンプ部>
●実用最大出力:7.5W×2(サテライトスピーカー)、15W(サブウーファー) ●入力インピーダンス:40kΩ ●出力端子:スピーカー出力×1、ヘッドホン出力×1
<プロセッサー部>
●再生可能フォーマット:ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、MPEG-2 AAC、PCM ●入力端子:光デジタル×2、アナログ×1 ●電源:DC12V(付属のACアダプター使用) ●外形寸法:140W×340H×267Dmm ●質量:4.4kg
<サテライトスピーカー>
●型式:バスレフ型(防磁) ●ユニット:4×10cmコーン型フルレンジ ●インピーダンス:8Ω ●最大入力:10W ●外形寸法:60W×178H×136Dmm ●質量:0.7kg(コード含まず) ●スピーカーコード:3m ●付属品:ACアダプター、光デジタル接続ケーブル(角型2m)、リモコン

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

「PRACIA」の名称が付けられた小型のフロントサラウンドシステム。ドルビー社による「ドルビーバーチャルスピーカー」を搭載することでフロントサラウンドを実現。またヘッドフォン出力は「ドルビーヘッドホン」に対応する。「ナイトモード」機能も備えて夜間の小音量でもはっきりと再生する機能もある。サテライトスピーカーは10cmコーン型フルレンジユニットを搭載した小型のものに12cm径コーン型ユニットのサブウーファーをセット。アンプ部はフリースケール社製48bitプロセッシングDSP、バーブラウン製「192kHz/24bitΔΣ(デルタ シグマ)型D/Aコンバーター」を採用する。

小型のユニットながら、メリハリのあるサラウンド音声を実現した製品である。DTSデモディスクの『HERO』のブルールームでは音の移動の方向性がハッキリと描かれており、サラウンド方向にもしっかりとスピーカーの存在を認識させてくれる鳴らし方をする。これほどの小型サテライトスピーカーから再生していることも想像が付かないだろう。低音の重量感は本体サイズもあり鋭さに欠けるものの、ある程度の量感は確保できているようだ。手持ちのヘッドホンによる視聴もスピーカーと同じ傾向で再生され方向のハッキリとしたサラウンドを鳴らす。(折原一也)