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VP-11S1

MARANTZ
VP-11S1

¥1,800,000(税抜)

発売:2006年6月上旬
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ビジュアルグランプリ2006 SUMMER ≪金賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 SUMMER ≪ホームシアター大賞 最優秀賞≫受賞モデル

ビジュアルグランプリ2006 SUMMER ≪批評家大賞≫受賞モデル

【SPEC】●パネルデバイス:0.95 1080p DLPチップ ●パネル画素数:1920×1080 ●ランプ:200W SHP ●明るさ:700ANSIルーメン(通常) ●コントラスト比:6500対1 ●ズーム倍率:1.45マニュアル ●投影画面サイズ:70〜250インチ ●接続端子:HDMI×2、コンポーネント×2、コンポジット×1、S映像×1、RGB×1 ほか ●消費電力:350W(待機時1.0W未満) ●外形寸法:405W×158H×481Dmm ●質量:13kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

国内では初となる、フルHDパネルを採用した、本格派のホームシアター用DLPプロジェクターだ。本格的なホームシアター用プロジェクター作りで定評あるマランツ製なだけに、画質に期待が寄せられよう。ベースにしたモデルに相当するVP-12シリーズでも、十分な素質で高く評価されてきた。フィルター、レンズなどあらゆるパーツを見直し、フルHDモデル用にブラッシュアップした。なお、画素数もさることながら、6500対1という高コントラストも必見だろう。

パネルはDLPチップ1枚を使用したタイプなので、唯一懸念されるのがカラーブレイキングノイズだが、目立たないので安心した。何より、映像の質感が一目で相当アップしたと実感した次第。画素間のつながりが向上し、フィルム質感の描写力も相当良くなった。DVDプレーヤーからの1080p入力による映像と相性が良いことも確認。これから次々と登場するHD DVDやBDソフトといったハイビジョンソースなども、リアル表示できるので、大いに期待してもよい。また、前モデルVP-12S4と比べて、少し明るさが増したのも確認できた。これは画素数アップが効率性を高めたからだが、光に力が加わったことも関係すると考えれば注目に値しよう。その資質を、コントラストを重視した場合には絞りF値が6.0となるアイリスの能力もさすがだ。

(Text.村瀬孝矢)