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DVR-A04-J

PIONEER
DVR-A04-J

\OPEN(予想実売価格5,000円弱)

発売:2002年4月下旬
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DVD-R/RWディスクへの簡単録画・記録を実現

【SPEC】
●書き込み可能メディア:DVD/DVD-R(4.7 GB for Generalディスクのみ)、DVD-RW CD/CD-R、CD-RW ●読み出し可能メディア:DVD/DVD-ROM 一層/二層、DVD-R(全種)、DVD-RW CD/CD-ROM Mode 1、CD-ROM XA Mode2(form1, form2)、Photo CD(シングル及びマルチセッション)、CD-TEXT、CD-DA(音楽CD)、Video-CD、CD-Extra、CD-R、 CD-RW(AM2対応) ●インターフェース ATAPI(PIO Mode4、Multi Word DMA MODE2、UltraDMA Mode2、UltraDMA33(UltraDMA Mode2) ●オーディオ端子:アナログ出力 ●書き込み速度:DVD-R/2X-CLV(2.70MB/s)、1X-CLV(1.385MB/s) DVD-RW/1X-CLV(1.385MB/s) CD-R/8X-CLV(1.20MB/s)、4X-CLV(0.60MB/s) CD-RW/4X-CLV(0.6MB/s) ●読み込み速度:DVD-ROM(一層)/最大6X-CAV(8.1MB/S) DVD-ROM(二層)/2X-CLV(2.77MB/s) DVD-R, DVD-RW/2X-CLV(2.77MB/s) CD-ROM/最大24X-CAV(3.60MB/s) CD-R, CD-RW/最大24X-CAV(3.60MB/s) CD-DA/最大24X-CAV(3.60MB/s) Video-CD/4X-CLV(2.40MB/s) ●ランダム平均アクセスタイム:DVD/200Msec CD/180Msec ●平均シークタイム:DVD/150Msec CD/130Msec ●データバッファ容量:2Mbytes ●設置方向:横置き・縦置き ●消費電圧:+5V +12V ●消費電流:1.4A 0.7A ●消費電力:最大 23.8W ●外形寸法:148W×42.3H×197.7Dmm ●質量:1.2kg

※原則として製品発表時のデータを掲載していますので、内容・価格は変更されている場合があります。また、この製品データベースには生産・販売を休止したモデルの情報も含まれています。

テストレポート

豊富な付属ソフト、「クイックフォーマット」にも対応した

DVR-A04-Jは、PC内蔵型DVDドライブである。DVD-RとDVD-RWのほか、CD-RとCD-RW記録にも対応している。DVD-RWは書き換えが可能だが、規格上、ディスクの消去は一度に全面消去する必要があり、フロッピーやMO、DVD-RAMのように、ファイル単位の書き換えができないというデメリットがある。パケットライトと呼ばれる記録方式に対応したソフトを使うと、見かけ上DVD-RWをフロッピー的に扱え、上記の欠点をカバーできる。しかし、従来のDVDドライブでは、このパケットライトに必要なディスク初期化に約1時間もかかってしまいあまり実用的ではなかった。

本機のハードは「クイックフォーマット」に対応し、パケットライト初期化が約1分で行える。この機能に初めて対応したDVD記録ソフト「インスタントCD+DVD」が同梱されている。このほか、DVDオーサリング、DVDビデオ再生ソフトと、詳細な解説本もバンドルされている。記録は、DVD-R2倍速、DVD-RW等速、CD-R8倍速、CD-RW4倍速と前モデル「DVR-A03-J」と変わりないが、読み込みは、DVD-ROM4倍→6倍速に向上している。また、縦置きにも対応している。

AV機器と比べると、ディスクのローディングがやや乱暴な印象だが、記録そのものは快適で安定している。エラー防止機能がDVDだけでなく、CD-R/RWにも使えようになったのも安心できる。パケットライトは手軽で便利だが、他社のDVD書き込みソフトと相性の問題が出る場合もある。複数の記録ソフトを使い分けたい場合は注意したい。

(text:増田和夫)