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デノン プロダクトレビュー

CX3シリーズのコンパクト・プリメインアンプ

PMA-CX3

PMA-CX3

¥126,000(税込)

レポート/石田善之

CX3シリーズのコンパクト・プリメインアンプ


これまでのアンプは大型電源やヒートシンクなど物量そのものが性能や音質を決定していたが、本機では新しいテクノロジーを採用し、電源部に大型パワートランスや大型ケミコンを必要としない新技術が用いられている。出力段もデジタル化することで電力変換効率が90%と、これまでの一般的なアンプの倍かそれ以上の高効率な回路技術により大型ヒートシンクを不要としているため、このサイズで十分なパワーが得られる。また、通常では電源系と信号増幅系でグラウンド(アース)は共通化するのだが、本機では電源を明確に信号系と分離してノイズや回路間の干渉を抑えている。

アンプ、プレーヤー双方を組み合わせることで姿形の美しさ、操作フィーリングなども併せ、十分に高い質感を得ようという新提案のシリーズだけに、ボリュームノブはアルミの削り出しで、ブライヤーを使って木の質感をも味わおうという趣味性を高め、それなりのこだわりも感じさせる。

今回は同時期に発売されるシリーズ機、SACDプレーヤーDCD-CX3、スピーカーSC-CX303と一緒に試聴を行った。それぞれが独立したコンポだが、DCD-CX3とPMA-CX3はデザイン的な調和や設計思想から、組あわせて使うことで最大の魅力が発揮されそうだ。スピーカーは必ずしもCX303にこだわることはなさそうだが、こうして組み合わせるとコンポから醸し出される独特な雰囲気がこれまでのコンポとは明らかに異なり、より生活空間にしっくり溶け込みそうである。ひたすら良い音を追求するよりも、日常生活の必需品として満足度の高さを提供しようというものであろう。

実際の音のクオリティだが、少なくともこれまでのデノン製品を含めて同価格帯のコンポにヒケを取るものではなく、先進性とそれを支える新技術を味わうことができる。十分に厚みのある中低域から低域にかけての豊かさや、音楽全体のスムーズさ、のびやかさなど、広いステレオ空間を感じさせる。音楽を身近に感じさせると同時に音質の高さで聴き手を納得させそうである。
PMA-CX3 本機の背面端子部
【SPEC】
【SPEC】●定格出力:両チャンネル駆動(CD→SP OUT)75W+75W(負荷8Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●実用最大出力:150W+150W(負荷4Ω、1kHz、T.H.D. 0.7%) ●全高調波歪み率:0.1%(定格出力-3dB時、負荷8Ω、1kHz) ●適合スピーカーインピーダンス:4Ω〜16Ω ●消費電力:165W(スタンバイ時約0.5W) ●外形寸法:300W×80H×341Dmm(突起物含む) ●質量:5.5kg ●問い合わせ先:(株)デノンコンシューマーマーケティング TEL/044-670-6612
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