小林 貢 Mitsugu Kobayashi

東京・浅草生まれ。ビートルズやヴェンチャーズの登場に触発され中学時代からギターを初め、高校時代までロックを中心にバンド活動を行う。高校3年になる頃ベースに転向、時を同じくしてジャズを聴き始め当時流行っていたジャズ・ロックを志向し、大学入学と同時にジャズを始める。日本大学法学部へ通うかたわら尚美高等音楽院にてコントラバスを習得。大学卒業後、まっとう(?)なサラリーマンの道へ入るもジャズへの夢捨て難く、70年代日本ジャズ界をリードしたスリーブラインドマイス(TBM)レコードに入社。また日本ジャズ界の鬼才、ベーシストでありコンポーザーでもある金井英人氏にも師事したが、ほとんど酒飲み師弟関係となる。TBM時代の後半には企画制作に携わると同時にマスタリング監修も務める。その頃からオーディオ専門誌で執筆活動をはじめる。国内外のハイエンドからエントリーモデル、クラフトやカーオーディオ関連までと守備範囲は幅広い。特に海外のリーズナブルな製品の自他ともに認める「目利き」であり、これまで氏が海外のオーディオショーで注目した製品の多くが、日本国内のヒットモデルとなっている。近年ミュージック&オーディオファンに本当に音の良いCDを提供したいという思いが募り、再び音楽制作に乗り出し自身のレーベル、ウッディ・クリークを興す。旧知の名レコーディングエンジニア神成芳彦氏とのコンビで、高音質かつ音楽性の高いCDを発売し、内外から高い評価を受けている。

 

He mastered a contrabass play in Shobi Institute of Music and studied Laws in Nihon University at the same time. After graduating form college, he brought up his career in Three Blind Mice (TBM) records. He was active as a recording producer and a mastering engineer. From these days, he began his career as a audio writer. He has a wide knowledge over audio and visual products from craft audio to car components. He also has an great reputation as a producer on his own record label "Woody Creek".