【特別企画】評論家・菅野沖彦氏の番組も復刻

音楽専門放送「ミュージックバード」、ハイレゾ収録のジャズ・ライブなど新番組開始。オリジナル盤レコード特集も

2018年10月09日
コアなオーディオファンにも応えるべく、24ビット放送など高音質を追求してマニアックな番組をオンエアしている衛星デジタル音楽放送「MUSIC BIRD(ミュージックバード)」。10月からは、ここでしか聴けないハイレゾ収録のジャズ・ライブや、アナログレコードのオリジナル盤にフォーカスする新番組などがスタート。それら新番組について、同社スタッフが解説してくれた。





<スタッフより>


【新番組】「TOKYO FM Studio IRISライブ」
THE AUDIO(124ch) 10月6日スタート 毎月第一土曜16:00〜(※翌週以降リピート)
THE JAZZ(122ch) 10月7日スタート 毎月第一日曜18:00〜(※翌週以降リピート)

リニューアルしたTOKYO FMのレコーディング・スタジオ「IRIS」でハイレゾ録音がスタート

〜10月/野瀬栄進ソロ(1)〜
TOKYO FMの多目的レコーディング・スタジオ「IRIS」で迫真のジャズ演奏をハイレゾ録音!ミュージックバードでしか聴けないオリジナル・コンテンツを毎月お送りします。

第1回目はNY在住のピアニスト、野瀬栄進によるソロ・ピアノ演奏(2018年4月8日録音)。3時間を超えるフリー・インプロビゼーションの中から、ミュージシャン自身が厳選した約55分の演奏をお届けします。

ピアノはニューヨーク・スタインウェイ、スタジオ・コンソールに導入時点で国内2台目となるSolid State Logic社のSystem Tをはじめ、最新の機材を使用した96kHZ/24bitのハイレゾ録音です。

録音はプロ録音賞受賞エンジニア、川島修(TOKYO FM)が担当。すべて一発録音でライブ感を最大限に表現することを目指しました。「ハイレゾ録音では音質の良さはもちろんのこと、演奏している場の空気感が伝わることを実感しています」(川島)。

【放送予定】
2018年10月・11月:野瀬栄進 Vol.1・Vol.2/12月:遠藤律子トリオ/2019年1月:武田愛+松尾明トリオ/2月:福井ともみトリオ/3月:福井ともみマウント・ノネット(9重奏)

https://musicbird.jp/programs/iris/



【新番組】「復刻 菅野沖彦のオーディオファイル」
THE AUDIO(124ch) 10月7日スタート(日)16:00〜20:00

有料放送開始25周年記念〜オーディオ評論家・菅野沖彦氏の名番組が蘇る

ミュージックバードでは今年12月に有料放送開始25周年を迎えることを記念し、過去の名番組の復刻プロジェクトを開始。その第一弾として、開局当初から2010年3月までクラシック、オーディオファンから高い評価を受けてきた「菅野沖彦のオーディオファイル」を10月より放送します。

録音エンジニア・オーディオ評論家の菅野沖彦氏が、クラシックの優秀録音とは何か、オーディオ雑誌での連載「オーディオファイルのための音楽ガイド&エッセイ」で取り上げられた新譜を例に語ります。

「優秀録音盤に即してその録音のあり方や、それにまつわるあれこれ(よく話されていたのは直接音と間接音のバランスの重要性、マイクセッティングの巧拙)、ピリオド楽器が出てくるとモダン楽器との違いや個人的な好み、お好きなピアノ録音等について自由に語っておられました」。(K・Gさん神奈川県在住)

10月7日/弦楽器の録音(1)(2000年7月2日)
10月14日/ドイツのオーケストラの録音(2000年7月23日)
10月21日/RCAレーベルの音(2000年11月12日)
10月28日/ベルリン・フィルハーモニー(ホール)での録音@(2001年1月7日)

※リスナーの方からご提供いただいたエアチェック音源をもとに復刻しているため一部にノイズなどお聴き苦しい点がある場合があります。どうかご了承ください。

【 菅野 沖彦(すがの・おきひこ) プロフィール 】
オーディオ評論家。1932年東京に生まれる。朝日ソノラマを始めとする録音に携わる。その後、フリーの録音家として多くの名録音を手掛ける。その一つの成果が、オーディオファンに高い人気を博し、世界でも名声を獲得した「オーディオラボ」レーベルである。並行してオーディオ評論も手掛け、長年にわたりその道の第一人者として活動した。代表的な著書は「オーディオ羅針盤」、「新レコード演奏家論」など多数。

https://musicbird.jp/programs/sugano/



【新番組】「オリジナル盤レコードの世界」
THE AUDIO(124ch) 10月6日スタート
(土)10:00〜11:00(※翌週リピート)/再放送(土)21:00〜22:00

「レコードを鳴らすためのオーディオ」とは?

再発盤や復刻盤に比べて音が良く、コレクターの間でも人気の高い、オリジナル盤(発売当初にプレスされた盤)のレコードに焦点を当てる番組がスタート。パーソナリティは、世界最大級のジャズ専門館『diskunion JazzTOKYO』の店長・生島昇氏が務めます。

「オーディオの主役といえばスピーカーやアンプ、プレーヤーシステム等の機材にまずスポットが当たることが多い。この番組では、機材ではなく音源であるレコードを主役に抜擢して、プレスの違いや様々な鳴らし方のテクニックによる違いを実験。時にはレコード盤による違いが機材の違いよりもはるかに支配力があり、オーディオの楽しみを深く豊かにしてくれることをリスナーの皆様と一緒に体験できたらと思っています。」(生島)

10月6日/BILL EVANS TRIO / Waltz For Debby
記念すべき第1回はアコースティック・リバイブ社長の石黒謙氏をゲストにお迎えし、ジャズピアノの歴史的名盤「ワルツ・フォー・デビー」を鳴らします。モノラルのオリジナル盤2種(青ラベル/白プロモラベル)の比較、ステレオのオリジナル盤と高品位復刻盤の比較、さらにはこの盤に特有の「音揺れ」現象の謎についても検証します。そして、イコライザー・カーブ(RIAA/AES/NAB)の検証、さらにMCトランスの厳密なインピーダンス・マッチングに拘ったARAIラボの超弩級トランスの試聴も行います。 [再放送=13日]

10月20日/MILES DAVIS / Kind Of Blue
第2回はモダンジャズの大名盤「カインド・オブ・ブルー」をお題に、今回もアコーステッィク・リバイブの石黒氏に出演をお願いしました。数万枚のコレクションを持つレコード・コレクターとしても有名な石黒氏は、例によってレアな白プロモ盤や、ニンバスのスーパーカット盤を聴かせてくれます。さらに、アコリバ製リードワイヤーやフォノケーブルを使用してオリジナル盤が持つ驚きのサウンドが引き出されていく過程をお伝えします。[再放送=27日]

11月3日/MGMカーブのジャズ・レコードを聴く
フォノイコライザーにM2TECHのJOPLIN2を使用し、ジャズのオリジナル盤を使ってEQカーブのマッチングを探ります。今回は、MGMカーブを持つと思われるIMPULSEレーベルとVERVEレーベルから、ジョン・コルトレーン、オリバー・ネルソン、スタン・ゲッツ、オスカー・ピーターソンの代表的なアルバムをオリジナル盤で検証していきます。ゲストは再びアコースティック・リバイブ社長の石黒謙氏をお招きして、EQカーブを合わせたレコードをさらに本格的に鳴らすテクニックを実演していただきました。お楽しみに![再放送=10日]

11月17日/NABカーブのロック/ソウル・レコードを聴く
第4回では、ロック/ソウルのオリジナル盤を年代順に鳴らしながら、どのあたりからRIAAカーブに統一されるのかを比較試聴でじっくり検証していきます。その結果は驚くべきものでした! 今回もアコースティック・リバイブの石黒氏に貴重なコレクションを持ちこんでいただき、フォノイコライザーJOPLIN2を使って聴き進めます。石黒氏によるレコード再生の秘密テクニック実演もあり、その効果によって鳴り出したオリジナル盤は思わず絶句してしまうような迫真のサウンドでした、[再放送=24日]

https://musicbird.jp/programs/original-record/

【問い合わせ先】
ミュージックバード カスタマーセンター
TEL/03-3221-9000

(協力:ミュージックバード)



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