[PR]新スタジオ完成の背景を炭山アキラがレポート

ミュージックバードがスタジオ更新で音質さらに向上!ブラインドテストで効果を検証

炭山アキラ

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2018年09月14日

コアなオーディオファンにも応えるべく、24ビット放送をはじめ様々な場面で高音質を追求してマニアックな番組をオンエアしている衛星デジタル音楽放送「MUSIC BIRD(ミュージックバード)」。同局がこのたびスタジオ設備をリニューアル。収録の要とも言えるミキサー卓を一新したことでさらに高音質化を実現したという。

今回、同局で番組を持つパーソナリティでもあるオーディオ評論家の炭山アキラ氏がそのリニューアル後の設備を体験。ブラインドテストでも音質向上をハッキリ実感できたという。以下、炭山氏によるレポートをお届けする。





■番組収録の“要石”。ミキサー卓更新で音質はどうなる?

ミュージックバードには、いくつかのスタジオがあって、音楽を再生する機材や部屋の広さなどによって、さまざまに使い分けられている。われわれ124ch「THE AUDIO」の担当パーソナリティは、ラックスマンPD-171AやマランツSA-10、サンバレーのプリアンプなどが常駐する、"オーディオ用"の通称3スタを使用することが多いのだが、例えばゲストが多い収録回などは、グッと広くて皇居を遠望することができる1スタの世話になったりもすることがある。

オーディオ評論家・炭山アキラ氏。ミュージックバードの番組「オーディオ実験工房」「激辛優秀録音 音のびっくり箱」のパーソナリティも担当している

それらのスタジオに共通する「要石」ともいうべき存在が、ディレクターが番組を作っていく際に欠かせないミキサー卓で、ずっとスチューダーの製品が用いられてきた。同社の技術スタッフによると、この卓は同局がCS-PCM放送だった時代から、変わらず使われているという。

新機材の導入を機にスタジオ全体がリニューアル

私と一緒に「激辛優秀録音 音のびっくり箱」を担当する高崎素行さんによると、「このスチューダーは音が素直で、急なピークも上手く"丸め"、音楽の姿を崩すことなく送り出す、非常に優れた卓」だそうだ。皆さんにお楽しみいただいているミュージックバードの、「高音質のツボ」なのであろう。

ところが、長く使ったこの卓は、そろそろ補修パーツが底を尽き始めていたという。とりわけプロ用の機材は、パーツの供給が長年にわたることも、メーカー自体の信頼を支える大きな項目だが、それでももう限界、といったタイミングなのであろう。

「ミキサー卓を変更するということは、私たちの音そのものを変えてしまうことに他ならず、これは大きなリスクです。しかし、まだ何とか騙しだましスチューダーを使い続けることは可能なのですが、それでもそう遠からず卓を替えなければならない日はやってきます」と語るのは、同社技術陣の土屋氏と百瀬氏だ。それで、スチューダーがまだ余力を残しているうちに、さまざまな製品を試験してきたのだという。

ミュージックバード 技術スタッフの土屋充央氏(左)と百瀬良寿氏(右)

■銘機超えの“かなり厳しい関門”をクリアする製品は現れるのか!?

試験に当たって機器に課したハードルは、「スチューダーと大きく音楽の姿を変えてしまわないこと」「少なくともスチューダーと同等かそれ以上の解像度、情報量を持つこと」だから、これはかなり厳しい関門といわねばならないだろう。

新ミキサーでの音質変化をチェック!

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