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使って分かった本当の実力

【ユーザーレポート】SHUREイヤホン・ヘッドホン所有者5名の「生の声」をお届け!

公開日 2012/04/02 11:44 構成:ファイル・ウェブ編集部
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リーズナブルなオールラウンドプレーヤー
IT Legacyさん(43歳/男性/会社員(研究開発))
レポート対象モデル:SE215


IT LegacyさんのSE215。ほかにもSHUREイヤホンを多数所有している
1万円以下という価格にして、この音質はリーズナブルである。低音も小さめのボリュームでよく鳴る。高音もキラキラしており心地良い。そしてボーカルがしっかりと分解されているので聴きやすい。

私が聴く音楽のジャンルはハウスなどのクラブミュージック、80年代よりも前のR&B、そしてジャズのスタンダードである。これらのジャンルが大きく異なったものを聴いても全く問題がない。某社のヘッドフォンがJ-POP専用的な鳴りに対して、オールラウンドプレーヤーなので、私の音楽の趣味にぴったりである。

外の音を遮断しているという特質も、電車・バスでの移動中のリスニングにおける音楽視聴を良好にしてくれる。さらに良いのはボリュームを抑えることができ、耳にも優しい。移動中に4人以下の編成のジャズをしっかり聴けるのはありがたい。

SHUREのイヤホンはすでに買い直しながら5個以上を使っており、すっかり慣れてしまっている。むしろ他のイヤホンを使うときには混乱するぐらいである。しっかりと耳の穴に固定されるので、音漏れがないのがありがたい。

イヤーピースもいろいろなタイプのものが封入されており、自分に合ったものを選べるのが良い。もっとも、最初からついているものが一番使い勝手が良い。

ケーブルの丈夫さとケーブルの硬さはトレードオフなのだろうが、今回はケーブルが多少固いと感じる。とはいえ、すぐに壊れてしまうのも困るので許容範囲だと考えている。

今回はトランスペアレント(透明)を選択した。所有欲・自己顕示欲をくすぐる良いデザインである。内部構造が丸見えだが、作りが良いので美しい。本体の形状はもちろんのこと、ケーブルそしてコネクタの部分も安っぽくなく、むしろ高級感を出しているのが良い。

【ふだん聴いている音楽】
 クラブミュージック(ハウス):Hed Kandi、DJ Akakage、Freak Do Brazio、HOUSE NATIONシリーズ
 R&B:Free Soulシリーズ、Earth, Wind & Fire、Michael Jackson
 ジャズ:Bill Evans/Bill Evans Trio、Sunny Clark、Miles Davis
【所有しているSHUREイヤホン/ヘッドホン】
 SE215/SE210/SE115
【SHURE以外で所有しているイヤホン/ヘッドホン】
 SONY MW-600

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