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注目モデルテストレポート

清澄で爽やかなサウンドが楽しめる最高の組合せ

文/大橋伸太郎プロフィール

製品写真

更なる音質向上を図ったブラッシュアップモデル

2007年に発売され好評を得ている「A-A9」「PD-D9」をブラッシュアップしたモデルだ。

今回のA-A9MK2は、A-A9で培った無帰還型電源回路とLR4組のオーディオ用低ESRコンデンサーをパラレルで使用し、低インピーダンス化を図ったクイックレスポンス電源回路を搭載。主に電源部を中心に回路設計を見直し、信号ラインの適正化を図った。またグランドの適正化も行っている。使用パーツの再検討による音質向上も行った。操作性にも再検討が加えられ、ボリュームはエンコーダー方式に変更され、ずっしりとした感触での操作が可能になった。

一方のPD-D9MK2は、同社のフラグシップAVアンプSC-LX90で民生機に初導入したサンプリングレートコンバーターを搭載。精度の高い音楽データの伝達を実現する。細かな点では、FLは外装色の変更に合わせ、白地に黒文字からブルーに白文字に変わり視認性が向上。リモコンはカードタイプからオーソドックスタイプに切り替わった。

両機の組合せで聴くと、S/Nの非常にいい清澄で爽やかなサウンドが楽しめる。SACDでは空間に描き出す細かな音の定位と質感、奥行きの立体感が実に美しい。クラスNo.1の座に揺るぎはないだろう。

<この製品の情報は「AVレビュー」2009年6月号にも掲載されています>

スペック

<A-A9MK2>
【SPEC】●定格出力:55W+55W (20 Hz〜20 kHz、T.H.D. 0.2 %、8Ω)、70W+70W (20 Hz〜20 kHz、T.H.D. 0.2 %、4 Ω) ●全高調波歪率:0.05%(25W、8 Ω、1 kHz) ●スピーカー出力端子:4Ω〜16Ω(SP1系統) ●SN比:103dB(LINE) ●入力端子:PHONO(MM/MC)×1、CD、TUNER、AUX、TAPE、USB×1 ●消費電力:200W ●外形寸法:420W×113H×369Dmm ●質量:11.5kg

<PD-D9MK2>
【SPEC】●周波数特性:SACD 4Hz〜50kHz(-3dB)、CD 4Hz〜20kHz(-1dB) ●SN比:SACD 110dB、CD 115dB ●ダイナミックレンジ:SACD 110dB、CD 100dB ●アナログ出力:LR×1(RCA) ●デジタル出力端子:光×1、同軸×1(RCA) ●消費電力:19W ●外形寸法:420W×113H×340Dmm ●質量:11.0kg

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