HOME > ニュース > EMIミュージック、ザ・ビートルズのデジタル・リマスター盤CDをリリースへ

発売予定日は9月9日

EMIミュージック、ザ・ビートルズのデジタル・リマスター盤CDをリリースへ

2009/04/08 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
EMIミュージックは、今年の9月9日にザ・ビートルズの全オリジナル・アルバムのデジタル・リマスター盤を全世界でCDリリースすることを明らかにした。


CDはいずれもオリジナルのUK盤を模したジャケットに包まれ、オリジナルのライナー・ノーツと新たな解説、そして珍しい写真を収めたブックレットつき。またこれらのCDには期間限定で、アルバムに関する短いドキュメンタリー・フィルムも収録される。ビートルズの新たなCDボックスも、同日、2セット発売される予定だ。

今回のプロジェクトでは、ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」や「ハード・デイズ・ナイト」を含むステレオ盤12タイトルに加え、1987年の初CD化に際し、ビートルズのコア・カタログに加えられた「マジカル・ミステリー・ツアー」、今回1タイトルにまとめられた編集盤の「パスト・マスターズvol.1/Vol.2」で構成されたトータル16枚、全14タイトルのコレクションが誕生する予定。ビートルズの初期アルバム4作が全曲ステレオでCD化されるのは今回が初となる。またコレクションはドキュメンタリーを収録したDVD付ボックス・セットとしても発売される。

リマスターはロンドンに拠点を置くEMIのアビイ・ロード・スタジオでエンジニアチームが4年がかりで施してきたという。またブックレットには、バンドの歴史に関する詳細な解説や、有益な情報を満載したレコーディング・ノートが掲載されている。

またもう一つのボックス・セットとして、コレクターを念頭に置いて制作されたという「The Beatles in Mono」。モノラルのリリース用にミックスされたビートルズのレコーディングの集大成となる予定。モノの「ヘルプ!」と「ラバー・ソウル」には、これまで未CD化だった1965年版のオリジナル・ステレオ・ミックスもボーナスとして収録される。これらのアルバムは、オリジナルのインサートやレーベル・デザインもすべて再現した紙ジャケットでリリースされる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック